社会
帰還せよ!鉄人28号 原寸大モニュメント制作中
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試験的に頭部と胴体部が接合され、原寸大の鉄人28号が出現した=23日、大阪府岸和田市、北海製作所(撮影・斎藤雅志) |
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モニュメントの完成イメージ(c)光プロ/KOBE鉄人PROJECT2009 |
「ビルのまちに ガオー」。神戸市出身の漫画家横山光輝さん(1934〜2004年)の代表作「鉄人28号」の原寸大モニュメントの制作が大阪府岸和田市の工場で進んでいる。建設予定地のJR新長田駅南地区の若松公園(神戸市長田区)に7月下旬、運ばれて組み立てられる。9月下旬には完成し、巨大な正義の味方がまちを見下ろす。(河尻 悟)
モニュメントはアニメ版と同じ高さ18メートル。地元の商店主らが「阪神・淡路大震災で大きな被害を受けて再開発が進むまちの起爆剤に」と企画し、06年に計画を発表した。総工費は1億3500万円。神戸市が07年度予算で4500万円を補助し、残りは企業や個人から協賛金を募っている。
鋼鉄製の鉄人は、大阪府岸和田市の金属加工会社「北海製作所」が昨年11月から制作。今月23日には高さ2メートルを超す頭部の形がほぼできあがり、試験的に胴体と接合された。巨大な鉄人の出現に、携わった職人の顔も思わずほころんだ。林孝彦社長(44)は「忠実に再現するのが難しいが、二度とない仕事なのでやりがいがある」と力が入る。
搬出は7月20日から始まり、同27日に起工式がある。10月4日に完成式典が開かれる予定。
協賛金の問い合わせは、特定非営利活動法人(NPO法人)「KOBE鉄人プロジェクト」事務局TEL078・646・3028(土日祝休み、午前10時半〜午後5時半)
鉄人28号 1956年、横山さん22歳のときの作品でロボット漫画のはしり。子どもたちの間で大ヒットし、テレビアニメの第1作は63〜66年に放映された。関連作品が相次いで制作され、2005年には実写版の映画が公開された。
モニュメントの制作風景の動画はこちらへ
(6/24 14:45)
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