警察庁・吉村博人長官が勇退、後任に安藤隆春次長が就任へ
警察庁の吉村長官が6月26日に勇退し、後任に安藤次長が就任することになった。
警察庁長官に就任する安藤隆春次長は、1972年に警察庁に入り、警視庁の公安部長や警察庁の官房長を歴任している。
2007年8月に次長に就任してからは、「振り込め詐欺」の総合的な対策などに取り組んできた。
勇退する吉村博人長官は1971年に入庁し、大阪府警と警視庁の刑事部長を経て、2007年8月に第21代長官に就任した。
2008年は、北海道洞爺湖サミットの大規模な警備の対応にあたったほか、取り調べの適正化など、警察改革に力を注いできた。
この人事は、22日の閣議で了承され、26日に発令される。
(06/22 13:04)