2009年 6月 25日
岡山初新型インフル感染で県が対策会議
24日、岡山県内で初めて新型インフルエンザの感染者が確認されたことを受け、県は25日、対策本部会議を開き、今後の対応について申し合わせました。会議には石井知事をはじめ県の幹部職員ら約30人が出席しました。感染が確認されたのは今月21日にハワイから帰国した岡山市北区の20歳代の女性で、現在、自宅で療養しています。対策本部会議では濃厚接触者6人の体調に異常が無いことから、感染拡大の恐れは無いとしました。そして、県として学校などへの臨時休業の要請はしないこと、市と連携して情報の収集・提供に努め、サンプル検査も引き続き実施していくことを申し合わせました。県では、手洗い、うがいなど、感染予防対策を徹底したうえで、冷静な対応を呼びかけています。

三男の首刺した殺人未遂容疑で父親逮捕
25日朝早くさぬき市のアパートで、25歳の三男の首を包丁で刺し殺害しようとしたとして63歳の父親が殺人未遂の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは広島県呉市の無職、山下裕容疑者(63)です。警察によりますと山下容疑者は25日午前5時半ごろ、さぬき市志度の25歳の大学生の三男が住むアパートの一室で、寝ていた三男の首を包丁で刺し殺害しようとした疑いです。三男は意識があり命に別状はないということです。警察の取り調べに対し、山下容疑者は刺したことは認めているものの動機などについては話していないということです。三男は将来や進路のことで悩んでいて山下容疑者は24日、大学側と面談し三男のアパートに泊まったということです。警察は動機について調べています。

高校生の首をしめた国家公務員を逮捕
24日夜、岡山市で、高校生の首をしめるなどしてけがを負わせたとして、中国四国農政局の職員が傷害の疑いで警察に逮捕されました。職員は容疑を否認しています。逮捕されたのは中国四国農政局の園芸特産課に勤務する専門官、荒川智幸容疑者(46)です。警察の調べによりますと荒川容疑者は24日、午後11時過ぎ、岡山市北区伊福町の市道を自転車で帰宅中に、15歳の男子高校生と接触したことに腹を立て、高校生の胸をつかみ首を絞めるなどして全治5日の軽傷を負わせた疑いです。警察の調べに対し荒川容疑者は酒を飲んでいて、「暴力をふるった覚えはない」と容疑を否認しているということです。中国四国農政局の大谷義行人事課長は「事実であるとすれば残念。今後、職員に対して厳正に指導を徹底したい」とコメントしています。

J2ファジアーノ岡山 水戸と対戦
サッカーJ2第23節、ファジアーノ岡山は24日、岡山市の桃太郎スタジアムで水戸ホーリーホックと対戦しました。最下位脱出のため勝って弾みをつけたいファジアーノですが、前半11分、ゴール前の混戦を相手フォワードに決められ、あっさりと先制を許してしまいます。早く追いつきたいファジアーノ。古巣が相手の19番西野を中心に果敢に攻めますがヘディングシュートもバーの上に外れ、ゴールを割ることができません。後半7分、20番武田のシュートもゴールポストに嫌われてしまいます。後半22分には6番野本が2枚目のイエローカードで退場処分。ファジアーノは相手チームを上回る9本のシュートを放ちますが、決定力不足で1点が奪えず、そのまま0対1で敗れました。