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医師給与1.5〜2倍に待遇改善 会津統合病院

 福島県立医大(福島市)は25日、二つの県立病院を統合した上で同大付属病院になる会津統合病院(会津若松市)の医師について、医大教員として雇用しながらも給与水準は1.5〜2倍にすると発表した。地方での医師不足が深刻な中、待遇を引き上げて人材確保を目指す。学内に二つの給与体系を導入するのは全国の医科系国公立大で初めてという。

 県立医大では付属病院で働く医師も含め教員として雇用し、ほかの県立病院の医師に比べると給与水準は低い。このため会津統合病院の付属病院化で、同病院に勤務する医師の処遇をどうするかが課題になっていた。給与を1.5〜2倍にすると県立病院や民間病院と同水準になるという。

 新たに教員の身分となる会津統合病院の医師は診療分野ごとの講座に所属。研修医や学生に実践的な指導も行う。

 経験豊かなベテラン医師に働いてもらうため「任期付き雇用制度」も統合病院に導入。医大は65歳定年だが、統合病院は退職後の3〜5年間、年俸制で雇用。退職前の待遇を維持する。ほかの大学や病院からも積極的に招く。

 県立医大の丹羽真一副理事長は「医大本体と統合病院は人事システムが異なってしまうが、医師確保のためにはやむを得ない」と説明している。

 福島県は県立病院改革の一環として会津総合病院(会津若松市)と喜多方病院(喜多方市)を会津統合病院に統合し、2012年度後半に開院を予定している。


2009年06月26日金曜日

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