米中、北朝鮮制裁履行を確認 北京で国防協議【北京24日共同】次官級の米中国防協議の2日目の協議が24日、北京で開かれ、米国防総省によると、双方は北朝鮮の核実験やミサイル発射などについて懸念を共有し、国連安全保障理事会による対北朝鮮制裁決議を責任を持って履行することを確認した。 また、南シナ海や黄海で相次ぐ中国船による米海軍調査船の妨害問題に関し、7月に米中が専門協議を行うことで合意した。 協議には中国人民解放軍の馬暁天副総参謀長と米国防総省のフロノイ次官(政策担当)が出席。台湾問題や米中間の軍事交流強化などについても意見交換した。 新華社電によると、馬副総参謀長は台湾をめぐり「一つの中国」の原則を主張、米国による台湾への兵器売却計画に「断固反対する」との姿勢をあらためて表明した。 1997年に始まった米中国防協議は今回が10回目で、オバマ政権発足後初めて。フロノイ次官は26日までの間に日本と韓国も訪問する。 【共同通信】 |
関連記事を取得中...
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)