自民党役員交代へ 選対委員長除く三役、検討に着手麻生太郎首相は25日、自民党役員人事の検討に着手した。早期の衆院解散・総選挙を視野に情報発信力を高めるのが狙いで、四役のうち細田博之幹事長、保利耕輔政調会長、笹川尭総務会長を交代させる方向。与党幹部が明らかにした。 古賀誠選対委員長は選挙対策の継続性から続投させる見通し。調整が固まれば7月2日にも実施する考えで、首相は8月上旬の衆院選を視野に入れ早期解散の可能性を探る構えだ。 経済対策の実績をアピールするため、民主党との論戦で優位に立てる能力を重視、現職の閣僚も候補となるとみられる。閣僚が就任した場合には補充の閣僚人事も実施される。 幹事長には舛添要一厚生労働相のほか町村信孝前官房長官、大島理森国対委員長らの名前が浮上。政調会長には石破茂農相らの名前が挙がっている。 舛添氏ら閣僚が横滑りする場合は、併せて与謝野馨財務相や佐藤勉総務相らの兼務を解消する意向で、実質的に小幅改造に近い形となる。 2010年度予算の概算要求基準(シーリング)は7月1日に閣議了解する予定。そこまでは現閣僚で行う方向で検討している。 【共同通信】 |
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