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2009/06/25 09:54 KST
上半期190億ドルの貿易黒字予想、知識経済部


【ソウル25日聯合ニュース】上半期の貿易黒字が190億ドル(約1兆8179億円)に達する見通しだ。輸出は前年同期比約23%減の1630億ウォン、輸入は34%減の1440億ウォンと予想される。また6月の貿易黒字は、前月予想した40億ドルを超えるとみられる。

 知識経済部はサムスン電子や現代重工業などの輸出企業と韓国輸出保険公社など関係機関が参加するなか、25日に下半期輸出入動向点検会議を行い、こうした内容の輸出入動向を公開した。輸出減少については、物量は4月から前年平均を超える水準まで回復したものの、輸出単価が下落したためと説明した。

 その上で、下半期には上半期に比べ大幅に改善するとの見通しを示した。通年では輸入は24%前後の減少、輸出は16%ほどの減少で、250億ドルの貿易黒字を計上すると予想した。また、7月は前年同月に輸出入が急増した反動による減少幅拡大を免れないが、8月以降に改善すると予想した。特に11月を過ぎれば、前年同時期の輸出入急減の影響で、輸出入ともに増加に転じると見込んでいる。

 業種別では、船舶が2年分以上の手持ち工事量を確保しており、下半期は28.6%の輸出好調が期待される。液晶デバイスの下半期輸出増加も45.8%に達する見通しだ。無線通信機器と半導体は世界需要の不振から10%をやや超える程度の緩やかな上昇、繊維と家電は第4四半期から増加に転じるとの見通し。

 一方、石油化学は下半期に7.5%の輸出減少を予想した。鉄鋼と一般機械は世界需要の急減と設備投資減に影響を受け、25.3%と33.1%、それぞれ急減するとみている。自動車と自動車部品も、北米地域の需要急減、新ゼネラル・モーターズ(GM)誕生までの輸出遅延などで、32.0%と28.3%の輸出減を予測した。

 知識経済部は下半期の輸出を支えるため、為替リスク管理を強化し輸出保険と保証の拡大を続けると同時に、237億ウォンに達する追加補正予算を中小企業の輸出マーケティングに集中支援する方針だ。

japanese@yna.co.kr