私は高機能自閉症

高機能自閉症とは、対人関係の障害・コミュニケーションの障害・こだわりなどの自閉症の特徴の内、知的障害がないものです。

納豆男

2009-06-16 12:32:20 | その他
日曜日彼と電話で話した。どこにでも迷惑な患者さんはいる。
私もその中に入ることは多いけど。
彼と電話する限られた場所に行って話し始めた。
まずその納豆男は、日頃から私のことを「ベッキーちゃん」と呼び、馴れ馴れしくしてくる。
握手を求められることはしょっちゅう。
電話始めると、私の話す内容一つ一つ聞き漏らさず、笑って突っ込む。
そして話してる真横に来て、缶ジュースを片手で握りつぶしたり、腕立て伏せを始めたり、とにかくまとわりつく。
部屋にも出たり入ったり落ち着かない。
10分位話して私がキレた。でも叫んだわけでも、暴れたわけでもない。
冷静にナースステーションに行き、どう困ってるか説明し、男にどいてもらうか、私が部屋で電話出来る許可を欲しいと頼んだ。
部屋でかけていいと言ってくれた。
せっかくの彼とのラブラブタイムをイライラして過ごしたくない。
S先生もこの対応はメチャクチャ誉めてくれた。
普通の人は我慢するらしいけど、私にしては大人な対応だと。
納豆男は今、24時間隔離になっている。
看護師さんからもこっぴどく叱られたらしい。

大人と言えば、私は今まで「おしっこ!おしっこ!」と一語文で訴えていた。
それを今は「おしっこ行きたい」の二語文にする特訓をしている。
マニュアルも壁に貼った。結構実行出来ている。
いきなり大人にはなれない。
出来ることから取り組んでいこう。
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4 コメント

ゆこたんへ、講演会参加の報告 (ぶじこれきにん)
2009-06-17 13:23:13
ゆこたん、病院でいろいろありますな。
 ゆこたんへ、報告、アスペルガーの女性ガ管理人のSNS(ゆこたん知っている。知らないならインターネットの会員制サイト)で講演会をしました。
 テーマは「発達障がい者の恋愛と結婚」
講演会場に行ったらアスペルガー当事者達画家受付、会場セッティング、参加した人への菓子を振舞うサービス、自分達で講演、シンポジウムをするのでびっくりした。
 普通こう言う事は支援者がする物。それを発達障がいの人がやるんでびっくり!!
 講演した発達障がいの人は彼氏にモラル・ハラスメントのいじめを受けて言い返せなかった。
 こういう講演する人でも言い返せないんだから、私や、ゆこたんを含めた発達障がいの人は、人に何かを言われても言い返せない苦労があると思った。
 受付で名を名乗ると、サイトの管理人は「いつもお世話になっています。」と気を配る。
 これもグループホームやアスペの会の人は出来ない。でも考えた。Kさんが「お役立ちミーティング」で自立のレベルがある。グループホームの人は一人で身辺が自立が出来て、仕事もこなせる。そのレベルだと思った。
 講演会をやる人はチームワークで講演会を企画、場所取り、打ち合わせ、協力が出来る自立のレベル。
 自立のレベルは人それぞれ違う。
そんな事を思いながら講演を聴いていた。
 講演会を仕切るSNS管理人は昨年結婚していて理解のあるパートナーののろけ話をしていた。その人は人がどう思うか、どう受け取るか分かっている。これも自立のレベルとしては最高ランク。人それぞれ自立のレベルは違うと思った。
ちなみに結婚するのに向いている男性は女性たちは「思いやりのある人」「恋愛しなければいけないものではない」そうです。
「異性の友達を作ることからはじめたら」だそうです。
 ゆこたんの彼は思いやりのある人ですか??

桜梅桃李・・・・人それぞれ。 (ぶじこれきにん)
2009-06-17 20:15:21
ゆこたん、あんまりレベルの高い人を見て萎縮しないでね。
 ゆこたんにはゆこたんの良さがある。昔読んだ本に桜梅桃李、桜は桜のよさがある。梅は梅のよさがある。桃は桃のよさがある。
 自分はプッツン切れて病院に行く事が多いなんてひがまないでね。この講演会を主催する人たちとゆこたんを比較は出来ない。
 それぞれの個性がある。私は障がいが個性だと思っているから。
 このブログの投稿を読むのは退院してからだよね。
出来る事から取り組む (ぶじこれきにん)
2009-06-18 14:52:49
ゆこたんの名言。出来る事から取り組んでいこう。
私も日々実感している事だ。
 講演会をする人、ゆこたん、他のアスペの会員、グループホームの人、聞き取り調査に参加する人、H学園の人を見ているとKさんが言う自立のレベルは異なる。
 ゆこたんは人の気持ちは判るが、経済的自立は出来ている。彼氏はいる。
 アスペの会の人は、働く人、大学に通う人、仕事している人、学校に通う人、作業所に通う人、人それぞれ自立のレベルは違う。
 H学園の人も身辺自立できない人、作業と会話の出来る人、本人発言したり、絵を書く人など人それぞれ、聞き取り調査の人も作業所に通いながら雄弁に本人発言する人、会社勤めで冷や飯食う人・・・・発達障がいと言ってもピンからキリまである。
 一つにくくれないし、各人が置かれた自立のレベル。出来ることも違う。
 Kさんは日々の相談や支援でその事を感じていて自立のレベルが各人で異なるという事をアスペの会員に言いたかったのだろう。
 人と比較するものではなく、成長競争を競う物ではない。相撲に例えれば、横綱レベルの人と序の口レベルの人、関脇レベルの人、幕下レベルの人とは異なる。
それは発達障がいと人くくりに言うが、色んな人がいる。人くくりに公だと決め付ける事が出来ない。
 本題からずれたが、出来る事からはじめるしかない。それはお互い同じだな。
ぶじこれきにんさんへ (ゆこたん)
2009-06-25 07:55:53
真っ先に思ったのは・・・
ぶじこれきにんさんは、この講演でかなり影響を(良い意味で)受けたみたいですね。
自分のことを振り返ったり、前にやったアスペの会を振り返ったり。
すごく感銘を受けたのではないでしょうか?
それにしても、当事者でそこまで会場セッティングするのって、かなり難しいですよね。
私じゃとても出来ない。
そういう点では、自立している人がやったんでしょうね。
でもそのことに対して、「セッティングできるから優れている」と特別視するまではいきませんけどね。
だって世の中には色んな人がいるから。

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