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2009年6月24日(水) 19:20 |
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早明浦ダム貯水率、雨でも回復せず
香川県の水源、高知県の早明浦ダムの貯水率は23日からの雨でも大きな回復を見せていません。高松市は井戸水の利用を進めるなど市民に渇水対策を呼びかけています。
四国では、23日夕方から24日朝にかけ、雨が降りましたが、早明浦ダムの上流域の降雨量はおよそ30ミリにとどまりました。 貯水率は23日に比べて約1ポイントほど回復しただけで、大きな回復にはつながらず25日にも30%を割り込むとみられています。 24日夕方5時現在の貯水率は31.6%で1975年にダムが完成してから、最も早いペースで貯水率が低下しています。 第3次取水制限にあわせ、高松市では、井戸水の利用を進めようと水質検査の手数料を半額にしました。 高松市保健所の窓口には、朝から、自宅の井戸水を容器に入れた市民が次々と訪れました。 このまま雨が降らなければ早明浦ダムの貯水率は来月2日頃にも15%程度になる見通しです。 吉野川水系水利用連絡協議会は25日、第4次取水制限について話し合いますが、来月2日から取水制限を強化することになるとみられています。
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