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							 2009年6月24日(水)  19:20 | 
						 
						 
						
						
						
						
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								錦海塩田跡地ポンプ、市は管理せず 
								塩田に溜まる水を海に送り出すポンプについて、錦海塩業の破産管財人は市による管理を打診していましたが、瀬戸内市は正式に「管理は出来ない」と回答、ポンプが止まれば浸水の恐れもあり住民に不安が広がっています。
  
								500ヘクタールの広大な敷地にはかつての塩作りのため堤防下にあけられた隙間から入る海水や付近からの雨水が絶えず流入しています。 ポンプは塩田の水を1日13万トン海に排出しています。 錦海塩業の破産後このポンプは破産管財人が管理してきました。 しかし、管財人はポンプの電気代が嵩むからと先月、管理費に年間2千万円掛かるポンプ施設の無償譲渡と今後一切の管理を瀬戸内市に打診してきました。 市では市議会などと検討した結果、ポンプの「管理は引き受けられない」「譲渡は受けない」の2点を決定、正式な回答文書を破産管財人に発送しました。 一方の破産管財人は「まだ文書に目を通しておらずコメントできない」と取材には応じませんでした。 ポンプが止まれば付近に広がる農地は1ヶ月足らずで冠水してしまいます。 今後の管理先がいまだ定まらない中住民の間では苛立ちが募ります。 瀬戸内市では今後破産管財人がポンプを止めた場合、災害とみなしてポンプを稼動する準備も進めています。 しかし,その費用も市が負担を強いられることになります。 平行線をたどるポンプ問題、市民生活に影響が出るだけにいち早い解決が望まれます。 
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