2009年 6月 24日
倉敷市の女性 新型インフル感染確認
倉敷市は23日夜、市内の女性が新型インフルエンザに感染していたことが、渡航先の中国で確認されたと発表しました。倉敷市によりますと感染が確認されたのは市内の30歳代の女性です。今月19日、関西空港から中国・広州の空港に到着した際、37.5度の発熱があり、現地の病院に隔離されていましたが、23日、新型インフルエンザの感染が確認されました。ほとんど自覚症状はないということです。また、発症する前の1週間はほとんど外出しておらず、自宅を出発するまでいっしょにいた子供2人に異常はないということです。倉敷市が中国で勤務する夫の会社から、連絡を受けたもので、国を通じて正式な確認を進めています。これを受け、岡山県は子供2人に異常がないとして学校の臨時休校などの措置はとらず、倉敷市分のサンプル検査を強化することを明らかにしました。

長女虐待容疑で逮捕の母親 送検
長女を虐待したとして逮捕された高松市の31歳の母親が警察の取り調べに対し、「去年の春ごろから殴るようになった」と供述していることが分かりました。この事件は今月13日、高松市の自宅で小学1年生の7歳の長女の顔や手をカッターナイフで切り付け全治3週間のケガを負わせたとして高松市牟礼町の無職、大谷扇絵容疑者(31)が傷害の疑いで逮捕されたものです。警察の取り調べに対し、大谷容疑者は「私には心を開いてくれず憎いという気持ちがあった。去年の春ごろから殴るようになった」と供述しているということです。警察によりますと長女は生後まもなく高知県に住む大谷容疑者の両親や親類に預けられましたが長女が5歳になったころから同居するようになったということです。警察は24日、大谷容疑者を傷害の疑いで高松地方検察庁に送検し、日常的に虐待していたとみて調べることにしています。

津山市で住宅を全焼
23日夜、津山市で住宅を全焼する火事がありました。ケガをした人はいませんでした。23日午後6時15分ごろ津山市金井の食料品店経営、藤井勲さんの住宅から煙が出ているのを近所の人が見つけ119番通報しました。この火事で木造瓦ぶき2階建ての住宅約500平方メートルを全焼し火は約1時間20分後に消し止められました。藤井さんは4人暮らしで出火当時、家には誰もおらず、この火事によるケガ人はいませんでした。藤井さんの話によりますと火事の1時間ほど前に洗濯機の電源を入れ職場に向かったということです。警察と消防は火事の詳しい原因を調べています。

岡山市長選挙投票日決まる
任期満了に伴う岡山市長選挙の投票日が今年9月13日に決まりました。政令市移行後初めての市長選挙です。24日開かれた市の選挙管理委員会で決まったものです。告示が8月30日、投票が9月13日で、即日開票されます。岡山市は、今年4月に政令指定都市に移行したため、選挙運動の期間はこれまでの1週間から2週間に延長されます。市長の任期は10月8日までですが選管事務局では「9月定例市議会の日程などを考慮して決めた」としています。岡山市長選挙にはこれまでに現職と新人合わせて4人が立候補の意向を示しています。