◆ ミス日本小田かおる・デーブスペクター・勝新太郎・センズリのことなど2009.5.29

「センズリ」のお話をさせていただきたいと存じます。

「オナニー」ではございません。 「センズリ」なのでございます。

男の「自慰」には「センズリ」と「オナニー」の二種類がございます。




前者の「センズリ」は対女性にたいして攻撃的な、

後者の「オナニー」は消極的な「自慰」でございます。




お仕事でこの攻撃的「センズリ」を行なうことがございます。

撮影現場でよくAV男優氏がボッキ不全におち入る局面がございます。

AV女優にとってはこのAV男優氏のボッキ不全状態ほど嫌なことはございません。




女優としてのみならず、

女性としても全存在を否定されたようでプライドが傷つくからでございます。

「アンタ、遊びすぎなんじゃない」

女優さまの口からとがめだてする言葉がつい出てしまいます。




さすれば男優氏、売り言葉に買い言葉となって

「おメエじゃ立たないんだよ」

のタンカでございます。




あとはスタッフそっちのけの

おのおのの生存を賭けた修羅場が演じられることとなるのでございます。

そうした「喧嘩」で得るものは何一つないのでございます。

ポルノ屋の内輪もめほど無益の極はありません。




決められた時間と予算の中で作品を制作する、という絶対条件を厳守する

経済原則によって成り立っているのが手前どものエロ事師稼業でございます。




こうした場面では女優氏と男優氏の間で監督たる者、傍観者となることない

振る舞いが求められるのでございます。

そのまま放置しておいて女優氏に大泣きでもされたら万事休す、

その日の撮影を中止するという最悪なことになりかねないのでございます。




まず男優氏とその場にいるスタッフ全員を室から出し、

女優氏と二人きりになることにします。

そして女優氏に語りかけるのでございます。




「ごめんね、女優さん。あのバカ(男優氏のことでございます)

君の素晴らしさを感じることが出来ないなんて、

本当にトンデモナイ野郎だ、二度とあんなインポ野郎を使うことなしない。

許してネ。アノ野郎を採用した僕が悪いんです、ホレこの通り、許して下さい」




躊躇せずにその場でヒザを折って土下座をしてお詫びをするのであります。

さすれば女優氏は「監督さんの責任じゃありません。

そんな土下座なんて止めて下さい」と完全ではありませんが、

いく分ご機嫌を直すきざしを見せてくださるのでございます。




そこですかさず、「僕はアナタの魅力に正直さっきからメロメロです。

実をいうと年がいもなくあの男優に本心ではヤキモチを妬いていました。

できることならアノインポ野郎に変わって、

と心のなかで男優をつとめたい、真剣に願っていました」




「嘘でしょ、私なんかと・・・信じません」

と女優氏は云いながら、まんざらではない風でございます。

ここで一気に勝負に出ます。




「嘘じゃありません。ホレ、この通り、さっきからビンビンになっちゃって」

とズボンを降ろしてパンツの中から我が愚息を引きずり出します。

愚息はすでにその一つ目小僧の眼から歓喜の先ばしり涙を見せている

のが見てとれております。




「見て下さい。こんなに立っちゃって。

あなたに舐められたり触られたりしたワケでもないのに、

もうすぐイキそうなぐらいに興奮してしまっています」




といいながら、愚息を激しくコスるのでございます。

「出します、出します、出ちゃう、

出ちゃうところを見てて・・・・お願い、アアッ!!」

この「アアッ!!」の声は思い切なく絶叫するがごときが求められます。




言い終えるやいなや、女優氏の顔前を横ぎって

放物線を描いたスペルマをしたたかに放出して見せるのであります。




「ゴメンナサイ、あんまり君の魅力が凄すぎたから、

年がいもなく恥しい、このことは誰れにも内緒にしてくれる」

と甘えん坊でございます。




「ウフーン、監督さんたら」自からの魅力におぼれて

溺死した人間を眼前にして、何んの気分が悪くある筈がございましょうか。




女優氏はスッカリご機嫌麗しくなられて、

微笑さえ浮かべるに至るのでございます。




「アノ馬鹿(男優氏のことでございます)ともう一度、

お願いしていいかしら」




「はい、分かりました。

私の方もさっきは言い過ぎちゃったみたいだから、

男優さんにあやまります」




人が変わったように、「淑女」に変身をとげるのでありました。

男優氏も先ほどとは別人のように、マザー・テレサのような優しい微笑を見せて

迎い入れる女優氏を確認して、本来誰れとでも寝れる好きモノの実力を

よみがえらせて、一件落着となるのでございました。




人の尻の穴を見たければ、まず己の尻の穴を見せよ、

との格言がございます。この「戦闘的なセンズリ」のおかげで、

過去制作してきた3000本のAV作品で、一本たりとも「途中キケン」

とならずに済んでおります。




このことは私がひそかに誇りとすることでございます。




この攻撃的かつ戦闘的「センズリ」は「女性をクドク」ときも有効

でございます。




我がAV業界で伝説的スカウトマンといわれるNという男がおります。

Nはこの「戦闘的センズリ」を駆使することによって

素人女性をスカウトし、多くのスターAV女優を誕生せしめております。




彼はスカウトしてきた素人女性を事務所に招き入れますと、

まず所定の「年齢、職業」等の仔細を書き入れるA4大の用紙を渡して

記入をうながします。




女性がその用紙に記入し始めますと、Nは突然ズボンの上から

おのがペニスをコスリはじめるのでございます。




そして「いや、君はいい女だね、興奮しちゃった。見て、

ほらこんなにボッキしちゃってるから」とおのが肥大したペニスを

ズボンの上からなであげ見せるのでございます。




「まあ、なんて失礼な。」

と事務所を飛び出して行けばそれで「アウト」でございます。

「ご縁がなかったこと」と深追いすることはありません。




彼が興奮した、とボッキしたペニスをズボンの上からなであげて

みせるのは、相手の女性をテイスティングしている

のでございます。




相手の女性の寛容と忍耐のキャパスティーを計っているのでございます。

女性が出て行きもせず、拒否の言葉を云うことなくおりますと

「ああ、ガマンが出きなくなっちゃった」とやおら

「抜き身」をズホンから取りだして「センズリ」を始めます。




この段階で女性は一様に驚くさまを見せるのですが

Nはこう言葉続けるのでございます。




「見てて、見てて、見てるだけでいいから、

出るまで見ててくれれば一万円ギャラあげるから」




見るだけで一万円のギャラを貰える、とあってこの不況下で拒否する女性

は皆無であります。「一万円の割りのいいアルバイト」に遭遇した

とのラッキー感がスキを生むのでございます。

「センズリ」を見せながらNは女性ににじり寄ります。




「なんにもしないから心配しなくてもいいよ、君の臭いだけかがして頂たい」

と髪に顔を寄せるのでございます。「ああいい臭いだ、最高だね」

といいながら「センズリ」の手の方は休むことなく、このとき最高に激しく

動かすのでございます。




この時点で「センズリ」開始から三分は経っております。

男が「センズリ」をかくさまを受容しながら髪の臭いをかがせる二人の空間に、

明きらかに次なるステップへの暗黙の了解の雰囲気が生まれるので

ございます。




Nは一気か成に責め上がります。「胸を見せて、触らせて・・・。

足のつけ根を・・・、パンティの上から見るだけ・・・、

触わるだけだから・・・・」とそして気がつけばいつしか、

Nと素人女性はAV出演のリハーサル合体に至るのでございます。




こうしたNの攻撃的「センズリ」から合体に至る過程はビデオに収録され芥川漱石の

「元祖、くどき屋だ」として本サイトにおいてワンコイン過激動画として公開中で

ございますので、「攻撃的センズリ」に興味のある方は是非ご覧いただきとうございます。




「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」とのことわざがございます。

「センズリ」をして見せる度胸がなくて女をクドけると思うなよ、

でございます。




攻撃的「センズリ」によってミス日本をクドき落とした、一部始終を

お話し申し上げようと存じます。お相手は元ミス日本の女優、

小田かおるさまでございます。日活ロマンポルノの「セーラー服百合族」で

主演し超人気者であった時代から小田かおるさまの大ファンでございました。




いつの日か機会があれば、と願っておりました。

彼女に会うために何度も彼女が住む関東のある県の地方都市に通いました。

スッタモンダがあって詳細ははぶきますが、ようやく彼女と直接会って

お話しをする機会を得たのでございます。




場所は都内の某一流ホテルの一室でございます。

時間は昼下がりの刻でございました。

待ち合わせの時間キッカリに室のドアをノックする音が聞こえました。




ドアを開きますと、そこにあこがれのあの

小田かおるさまが立っておられたのでございます。




「今日は、小田かおるです。」




と礼儀正しくお辞儀をされました。

まるでそれは幼稚園児を思わせるような

「幼ないしぐさ」に見えました。

彼女も相当緊張しているようでございます。




室内に招き入れソファーに座って向かい合いました。

白いツーピースの、ブランドモノと思われる洋服が

とても似合っていました。




耳元の白い五円玉大のイヤリングが、彼女の気貴い純粋な精神性、

を象徴しているようで過不足ありません。彼女はこのとき遂に

結婚をしていました。お子さまもお一人いらっしゃいました。

「人妻の子持ち女」。AVでは願ってもないスイゼンの存在感でございます。




あいさつも程々に思い切って本題に入りました。

「あなたに私の作品に出演していただきたいのです」




「監督さんは?」



「私です」



「どんな作品ですか」



「かつて誰れもが会いまみえたことのないような、

大人の男と女の嘘のないリアルな性を表現したいと思っています」



「・・・・というと」



「作品のなかで本番をして欲しいんです」



「私が・・・ですか」



「そうです」



「私は、・・・夫がいます。子供もいるんですけど・・・」



「私事でするんではありません。作品に女優として出演して欲しいんです」



「もし出演するとして・・・

私の相手役の男優さんはどなたがおやりになるんですか」



「私です。監督である私が相手の男優もやらせていただきます」



「監督さんが・・・・ですか」




このとき小田かおるさまの顔がポワッと赤く染まるのを見とどけました。

大人の女の恥らいの表情のなんとそそられることでしょう。

かつて記憶がないほどに興奮を覚えました。



「私には・・・自信がありません」



私はすかさず見せました。怒張したものの走ばしりによってすでに

濡れはじめている証拠が確認できる股間を、かおるさまの方に向かって

突き出したのでございます。




「見て下さい、あなたの美しさに私はもうガマン出きないくらいになっています。

このまま手を使わずにイクことだって出来るぐらいです」




とズボンの上からでもハッキリと分かるほどに怒張したモノをズボンの中で

上下に波打たせて見せました。十回ほどの波打ちを見せたと思います。




かおるさまは何も云わずにシッカリと凝視なされておりました。

チョッピリ潤んだ瞳に大人の女の好奇心と余裕と、欲情の芽生えが見てとれました。




「私は映画監督です。言葉でだけでなく、体であなたがいかに素晴らしいか

を表現することを、私は決して失礼なことだとは思っておりません。いいえ、

あなたには名誉なことだと思っていただきたいのです。おかしいでしょうか」




おかしいでしょうか、と訊かれて「おかしいです」とはならないのであります。

計算ずくのズルイ問いでございます。




案の定かおるさまのお答えは「いいえ」でございました。「いいえ」のお答えを

賜れば、この先なんの遠慮も無用となるのでございます。




「私は自分のペニスであなたのお名前を描くことが出来ます」そんなことは

出来る筈はないのでございます。が、この場でチンポを丸出しにして

見せる口実が必要なのでございました。




パンツを脱いでチンポ丸出しにし、怒張したカリ先を腰を使って

あやつりながら「オダカオル」と描くがごとく動かしご覧に入れました。




真剣な表情をしてこれらの所作をする私めを見ながら、ずい分とおかしい

と思われたのでありましょう。当然でございます。小田かおるさまは

顔を手の平で覆いながら「オホホホ」と高い声を出して笑われました。




この笑いが大人の女であり、人妻であり、子供の母であったミス日本、

女優小田かおるさまが出された「答え」でした。




ズボンの上からの「攻撃的センズリ」によって、あこがれの女優、元ミス日本、

の小田かおるさまの「AV出演」の承諾を得ることに成功したのであります。




小田かおるさまにご出演いただいた作品は、本サイトでも公開中の

「どかーんとイッていただきました!!」でございます。

このAV作品は発売当時、実に十五万本という記録的セールスを達成しました。




金田正一や谷隼人、松平健と有名スター達と恋の浮名を流した

あの小田かおるが、本番AV作品に出演した、と当時のマスコミを大いに

にぎわしたのでございました。空前絶後の「騎上位の廻し腰」をご覧いただけます。

本物の女の底なし沼のようなドスケベのさまを是非ご確認いただきとうございます。




この攻撃的「センズリ」を武器にして女性をクドいている著名人の一人に

デープ・スペクター氏がおります。




一昔前のことでございます。ワキ毛の女王黒木香嬢とデーブ・スペクターが

関西のテレビ局で共演致しました。そしてテレビ局が用意した帰京の新幹線の

チケットで偶然でありましょうか、隣の席に座ることとなったのでありました。




最終の新幹線が大阪駅を出て京都に停まり、

一路東京へと走り出した頃でございます。

デーブ氏が香嬢の耳元に囁いたのでございました。




「香さん、僕はアナタが大好きです。オナニーしていいですか」




デーブ氏は外人でございます。「センズリ」とは云わないのでありました。

香嬢、少しも臆する風を見せることもなく




「どうぞ、なさって下さい」




と受けたものでございます。

デーブ氏が言いました。




「香さん。喰わえて下さいませんか」




「人眼もございますから、

始めからお喰わえするわけにはまいりません。

お出しになるときおっしゃって下さいませ。

そのときは是非ゴックンといただかせていただきます」




デーブ氏、その頃は各グリーン車には必ず用意されておりました毛布を

股間の上にかけて早速「センズリ」を懸命に励まれたそうであります。




二、三分の時間が流れてデープ氏はウメクような押し殺した声で、

香嬢に訴えたのであります。




「香さん、出ます、早く喰わえて下さい」




香嬢がデープ氏のまくった股間の毛布の中をのぞき見ますと、確かに香嬢の

手首のような特大の大きな立派なものが脈打っていたのであります。




しかしながら香嬢とてAV史に燦然とその名をとどめる

「剛の者」でございます。容易に「外人」の言葉を信じて

口唇を寄せることはありませんでした。




あわてずさわがず

「デーブさま、嘘をおっしゃらないで下さいませ。まだでございましょう」




こうして二人の「出ちゃう」「嘘をおっしゃいますな」のカケ合いは、

新幹線が箱根のふもとに至るまで続いたのでございました。




「センズリ」をテーマにした「映画を撮ってみたい」

と私に熱く語った人がいました。亡き勝新太郎氏でございます。




「俺がもしポルノを撮るとしたら、こんな映画が面白いと思うんだが」

と座頭市の語った「センズリ映画」のストーリとは次のようなもの

でございます。




「ある美人三姉妹が三人の強姦魔集団に襲われて、

そのうちの一番上の姉と二番目の姉が殺された。

たった一人一番下の妹だけが犯されただけで助かる。

復讐に燃えた妹は強姦魔集団の居場所をつきとめ単身乗り込む。

妹の両手にはピストルが握られている。

突然両手にピストルの妹の出現におびえる三人の男たち。

妹は男達に向かって言う。



姉のカタキを取りにきた。助かりたけりゃセンズリをしな。



一番遅くイッた男だけは生かしちゃおかない。

なんにもオカズがなけりゃセンズリにも困るだろう、

と妹は自らの胸をはだけて見せてオカズにしてやる。



一人目の男、が無事イケて、二人目の男と比べて一瞬遅れて

イッた三人目の男の眉間を容赦なくブチ抜く銃弾、

男は即死だった。今度はアタシのアソコを見せてやるから

センズリしな。終わったと思ったらすぐに二回目のセンズリを

強要される男二人、互いにケンセイしながら必死になり

泣きながらセンズリする男二人。大きく、これ以上開けないほどに

両足を開いて付け根を見せて勝ち誇ったごとく残忍な顔を見せ続ける

復讐の鬼となった妹。男一人が必死の形相で二度目を果てる。

もう一人の男の絶望の形相。銃弾はまたしても正確に男の眉間を射ち抜く。

男は痛みを感じる一瞬もなかったに違いない。

妹はたった一人残された男に言う。

三回目イッたらアンタは許してやる。

時間は五分、アタシのオマンコでイクか、それとも

お望みならフェラチオしてあげてもいいよ。

男は命の瀬とぎわだ。オマンコやフェラチオの

不確定要素を選んでいる余裕はない。確実にイケてハズさぬ

「センズリ」を選んだ。そして・・・、お情けで見せてくれた妹の

マンズリをながめながら男が三度目を達成するかに思えた瞬間、

時計の針はキッカリ五分をさした。女の手に握られていた銃口は火を吹き、

またしてもはずすことなく男の眉間をエグった。」





かくのごときストーリを勝新太郎氏は即興で語ってみせた

のでありました。「映画の天才」の「才」のゆるぎなきに感銘して

心が震えたことを思い出します。




のちに勝新太郎氏の描いたストーリをそのまま拝借して

AV作品としたのがオールフィリピンロケの

松坂季実子主演作品の「高級官僚」シリーズでございます。




人生をつまらなくするもの実のりあるものとするのも

「センズリ」の極意、考え方次第でございます。




富めるものにとっても足らざるものにとっても神が等しく恵み与えたもうた

「センズリ」の感動を、いっぱいに満喫した果てに人生の往生を迎えたいもの

でございます。