ベストアサイーニストに選ばれポーズをとる石井慧=東京・港区の在日ブラジル大使館
北京五輪男子柔道100キロ超級金メダリストで戦極での総合デビューを目指す石井慧(22)が23日、頸椎(けいつい)ヘルニアの手術に踏み切ることを明かした。3カ所の損傷部はブロック注射で治療していたが、25日にも内視鏡手術を行う。手術は15分程度で済み、1日安静にすれば練習も再開OK。オランダ修行は日程を調整中で、今月末には出発の予定だ。
この日は都内のブラジル大使館で開かれた「ベストアサイーニスト授賞式」に出席。新設のアルティメット部門で初受賞したもので、サッカー日本代表DFの中沢佑二(31)、モデルの森泉(26)、タレントの水道橋博士(46)と壇上に並んだ。
ブラジル産の“パワー・フルーツ”アサイーは、UFC世界Lヘビー級王者LYOTOの父・町田嘉三さんのベレン道場で修行中に愛飲したという。石井は近い将来、戦極で対戦する可能性もある先輩の藤田和之(38)を挑発し「野獣と言われているけど“かりそめ”であることを証明する」と豪語。「必殺技は七つぐらいある。デパートのように増えていく」と、石井節は相変わらず健在だ。