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推奨圖書と國語關係リンク集

最終更新　平成１８年１０月４日

■國語國字問題關聯圖書

絶版のものもありますが、興味のある方は古書を探して読んでください。

書名	著者
私の國語教室	福田恆存	正字正假名派のバイブル。本書を讀まずして、國語改革を語るなかれ。
建白書	福田恆存	大臣宛の建白書。私の國語教室と併せて讀むと理解が深まる。
日本語のために	丸谷才一	私が初めて讀んだ正假名遣の本。國語問題に気付く切掛けを與へてくれた。國語教育等について論じてゐる。
桜もさよならも日本語	丸谷才一	日本語のためにの續編。
日本語よどこへ行く	土屋道雄	敗戦後の米軍占領下に、政府主導で行はれた日本語改革について、何となく胡散臭さを感じてはゐても、何が行はれたのか良く御存知ない方。現代國語の表記法に漠然とした疑問を感じてゐる方。新聞、雑誌に奇妙な活字や表記が多いとお気付きの方。さういふ方に御一讀を薦めたい。
國語問題論爭史	土屋道雄	福田恒存の名前で出版されてゐた著作の増補版。土屋氏の文筆活動の原點と言つても良いのではないか。
生命と言葉	吉田富三	國語審議會に於ける提案が壓卷。癌に関する随筆も興味深いが、やはり國語國字と民族に関する随想が面白い。入手するのは困難かもしれないが、讀んでおきたい一册。
假名遣の歴史	山田孝雄	「文部省の假名遣改定案を論ず」所收。私には本論よりもこちらのはうが面白かつた。寶文館発行。
旧字力、旧仮名力	青木逸平	題名が氣に入らないが、正字正假名入門書として非常に良く出來た著作。私も教へられる所が多かつた。著者の青木さんは、多分私に近い國語觀をお持ちの方と拝察するが、正字正假名の正統性についてもう少し熱く語つてもらひたかつた。

■國語國字問題リンク集

サイト名
國語問題協議會	國語國字改惡に反對する團體。正字正假名運動の總本山。サイトの資料的價値も高い。私も會員になりました。
橋本進吉電子文庫	「表音的假名遣は假名遣にあらず」所收。ＰＤＦデータで、正字正假名版あり（舊字體版を選ぶと細かいところまで本當の正字になつてゐる）。サイトの資料的價値が高い。最近一部を除き公開が終了してしまつたやうだ。惜しいことである。
言葉　言葉　言葉	非常に參考になるサイト。ここの掲示板には、私も時々投稿してゐます。
地獄の箴言	全文正字正假名遣で記されてゐる。内容は上品にして、文意は明瞭。一讀の價値あるものと思ひます。