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自民党から出馬要請受けた宮崎・東国原知事、条件が整えば国政に転進する考えを鮮明に

6月24日20時42分配信 フジテレビ

宮崎県の東国原知事が23日、自民党の古賀選対委員長から衆院選の出馬要請を受けたことに対し、「総裁候補」とすることなどを条件にしたことを受け、自民党内では大きな波紋が広がっている。また、当の東国原知事は24日、条件が整えば国政に転進する考えを鮮明にした。
東国原知事は「わたしは至って真剣に、まじめに言わせていただいているので、ふざけているとか、おちょくっているようなことは一切ございません。宮崎だけじゃなく、地方のために、この国を変えるためにわたしは国に行くと」、「もし、その条件がそろえばですよ。条件がそろわないと、この国は変わりませんから」などと述べた。
東国原知事は24日、宮崎県庁で、自分を総裁候補とすることなど、自民党が条件をのめば国政に転進する考えを鮮明にした。
自民党の細田幹事長は「『わたしを総裁候補にしてくれるなら出てもいいんですけど』って言って、断ったということでしょ」と述べた。
自民党の大島国対委員長は「国会議員にまずおなりになって、そういう道(総裁)を歩むために努力することが、私は先であると思う」と述べた。
自民党の鳩山前総務相は、「こけにされたというか、なめられたというか、足元を見透かされたというか。そういう感じはしますね」と述べた。
自民党の武部元幹事長は「面白いじゃないですか。総裁候補にならんとする意欲は高く評価したい」と述べた。
また、古賀選対委員長の対応を批判する丸山参院議員は、自民党本部で古賀選対委員長と会談した。
自民党の丸山参院議員は「どういう会談が行われたのか、はっきり説明すべきだと。そのうえで、場合によっては、きちっとした責任を果たしてくださいと言いました。(辞任を含めて?)そういうことも、場合によってはあり得ますね」と述べた。
また、自民党の古賀選対委員長は、記者団に対し、「(東国原知事が出馬の条件として総裁のいすをというような?)そんな失礼なことおっしゃるわけないじゃないですか。意欲は示されましたよ。自分が国政に来たら、総裁目指して頑張ると」と述べた。

最終更新:6月24日20時42分

Fuji News Network.