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更新:6月24日
埼玉県は23日、「県アニメツーリズム検討委員会」を設置した。委員はアニメ制作関係者や漫画家ら6人で構成。座長にはアニメに詳しい山村高淑・北海道大学准教授が就いた。鷲宮町が舞台のアニメ「らき☆すた」などを、地域資源として観光振興に生かす方策を議論する。 同日の初会合ではアニメツーリズムの現状と埼玉における可能性を議題に話し合った。「学校の制服を『らき☆すた』の登場人物の制服にする」「漫画家の制作場所として空いた公共施設を低額で貸し出す」といった案や意見が出た。 今後、2010年2月までに会合を3回程度開くほか、メールなどで意見交換を進める。10年3月に検討結果をまとめる予定だ。 県は08年4月、人気アニメにゆかりの県内観光地などを紹介するサイト「埼玉ちょ〜でぃーぷな観光協会」を開設。アニメによる一過性ではない地域振興に取り組んでいる。 県観光課は「検討結果をイベントなどのアイデアとして生かしたい」という。