出馬要請に東国原知事「自民総裁候補なら」
6月23日20時45分配信 日本テレビ
自民党・古賀選挙対策委員長は23日午後、宮崎県庁で東国原県知事と会談し、次期衆議院選挙での自民党からの出馬を要請した。東国原知事は、条件として、全国知事会がまとめた地方分権に関する提案書を一言一句変えずに自民党のマニフェストに盛り込むことや、自らを自民党総裁にすることなどを提示した。会談終了後、2人は記者団に対し、次のように述べた。
古賀選対委員長「私の方からはズバリ、自民党からの(次期衆院選への)出馬を要請しました。東国原知事の誠実な情熱と、何と言っても、今の自民党にはない新しいエネルギーを率直に言ってほしいと」
東国原知事「今回は承るというか、話を一応うかがいましたという立場です。ただ私としても、提案・提言・要望がいくつかあるということは提示させていただいた。私が次期総裁候補として次の選挙を自民党さんは戦いになる覚悟はあるかと聞いた。(Q古賀選対委員長の反応は?)無反応というか、無反応じゃないですね。お聞きしましたと。承りましたじゃなくて、一応お聞きしましたというような反応でした。政権与党に変わってもらいたいと。(Q反応は?)非常に厳しいという顔をされたけども、一応話は聞きましたと。(Qつまり“東国原首相”の下で戦う覚悟はあるかということ?やるなら首相を目指すということですね?)目指すんじゃなくて、自民党を変えるということ。生意気で申し訳ないが、自民党がどう変わるか変革するか、一番大切な時期だと思う。この国が変わるか変わらないか、ある意味、千載一遇のチャンス」
東国原知事が出馬要請を受け入れた場合、比例代表での立候補を検討する声も上がっている。しかし、自民党側の出席者は会談終了後、「ちょっと難しいかもしれない」と述べており、実際に出馬に至るかどうか両者の対応が注目される。
最終更新:6月23日20時45分