FX規制に関して寝言を言っていた担当大臣、貧乏神・与謝野の 下劣なたかり体質が報道されている。 >与謝野馨財務・金融・経済財政担当相と渡辺喜美元行政改革担当相が >総務省に後援団体として届け出ていた政治団体が、 >商品先物取引会社「オリエント貿易」(東京都新宿区)など >グループ5社が企業献金をするためのダミー団体だったことが分かった。 >5社は団体を通じ92〜05年、与謝野氏側に計5530万円、 >95〜05年、渡辺氏側に計3540万円を迂回(うかい)献金していた。 >後援団体への寄付者には所得税の一部が控除される優遇制度があり、 >5社は毎年幹部社員ら約250人の給与から計約4000万円を天引きして >団体に寄付させ、控除を受けさせていた。 −「迂回献金:先物会社が与謝野氏、渡辺喜氏に ダミー通じ」− http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090624k0000m040158000c.html >与謝野氏が金融担当相だった06年に成立した金融商品取引法は、 >商品先物取引を規制対象から外した。 >法案の国会審議で与謝野氏は >「(商品先物取引は)ゲームではなく、生産と流通を支える側面が大きい」などと答弁、 >規制対象の拡大に慎重な姿勢を示した。 >秘書は「答弁は業界を擁護したものではない。献金の有無とは全く関係ない」と強調した。 >だがオ社元役員は >「法対象となったら、我々は営業活動ができない。業界にとっては大きなこと」、 >グループ会社元役員は >「当時はトラブルの多い業界で、法律を有利にしたいという意図はあったと思う」と語った。 −「迂回献金:与謝野氏、社史に祝辞 オリエント貿易が要請」− http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090624k0000m040159000c.html?inb=yt このオリエント貿易(現エイチ・エス・フューチャーズ)という会社の沿革を見ていくと、 ちょっと面白いことがわかる。 2002 オリエント貿易とメイタン・トラディションの共同出資による合弁会社 「(株)オリエント・トラディションFX(現 外為どっとコム)」東京に設立 2008 商号変更 エイチ・エス・フューチャーズ(株) エイチ・エス・フューチャーズは澤田ホールディングス株式会社の子会社であり、 同じく澤田ホールディングス株式会社の子会社で 関連会社のエイチ・エス証券株式会社が存在している。 そして、FX口座数トップの外為どっとコムも 実はこの澤田ホールディングス株式会社の連結子会社なのだ。 さて、エイチ・エス証券と外為どっとコムのFXの保証金がどうなっているかというと、 エイチ・エス証券 「BLUESKY FX」 レギュラー 円建て想定元本の10%(レバ10) スタンダード 円建て想定元本の5%(レバ20) スタンダード10 円建て想定元本の5%(レバ20) プロフェッショナル 円建て想定元本の3%(レバ33) 外為どっとコム(1万ドルあたり) 「ネクスト総合口座」 レバレッジ2 500,000円 レバレッジ5 200,000円 レバレッジ10 100,000円 レバレッジ20 50,000円 レバレッジ40 25,000円 「FXトレード口座」(2007年7月〜) レバレッジ10 100,000円 レバレッジ20 50,000円 レバレッジ50 20,000円 レバレッジ100 10,000円 *レバレッジ50・100は週の終わりに自動決済される・・・。 外為どっとコムの「FXトレード口座」のレバレッジ50・100は 1週間の終わりには自動決済されてしまい、 週をまたいでポジションを持ち越すことができない特殊な口座で、 メインとなるのはあくまで最高40までの低レバの口座となっている。 本ブログでは、FX規制の黒幕について、 野村を中心とした証券業界、そして、くりっく365をあげたのだが、 企業努力しているハイレバ業者を苦々しく思っていた店頭低レバ業者の中にも 今回の規制推進に一枚かんでいる連中がいるのかもしれない。 そういえばアフィリ乞食の嵌め込み詐欺ブログとタイアップしている恥知らずの業者で、 レバ規制賛成の声をあげていたところもあったなあ・・・(遠い目)。 |
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