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オバマ大統領が新たばこ法に署名、政府にたばこ規制の大きな権限

  • 2009年06月23日 09:17 発信地:ワシントンD.C./米国
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米ワシントンD.C.(Washington D.C.)ホワイトハウス(White House)のローズガーデン(Rose Garden)で、議員や反たばこ団体に参加する子どもたちに囲まれ、新たばこ法案に署名するバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領(2009年6月22日撮影)。(c)AFP/Mandel NGAN

【6月23日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は22日、政府にたばこメーカーを規制する強力な権限を付与する新たばこ規制法案に署名した。オバマ大統領は、新たばこ法が成立したことについて、自らがワシントンD.C.(Washington D.C.)にもたらしつつある変化の象徴だと強調した。

 新たばこ法では、米食品医薬品局(Food and Drug AdministrationFDA)に対し、風味の添加の禁止や若者の喫煙抑制を目的とした警告ラベルの厳格な記載を求める権限が付与される。

 たばこにキャンディーやフルーツ、スパイスなどの風味を添加することは今年の10月までに禁止されるほか、たばこメーカーや輸入業者は、たばこ製品の原材料や添加物などをFDAに報告することが義務づけられる。

 また、10代の未成年者の読者が多い出版物へのタバコ広告が厳しく制限されるほか、タバコが健康に与える影響の印象を和らげる「マイルド」「ライト」といった単語の使用が禁止される。

 さらにFDAに学校や遊び場から1000フィート(約305メートル)以内にタバコの屋外広告の設置を禁じる規則の施行を求め、タバコのブランドがスポーツやエンターテイメントのイベントのスポンサーになることもできなくなる。
 
 ロバート・ギブズ(Robert Gibbs)大統領報道官は22日、オバマ大統領に対して、今も喫煙を続けているのかどうかたずねたことはないと語った。(c)AFP/Stephen Collinson

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