[ハリウッド]
今月4日、「キル・ビル」などで知られる大御所俳優デヴィッド・キャラダイン(享年72歳)が滞在先のタイ・バンコクのホテルで死体で発見された事件で、検死解剖の結果、死因は当初疑われていた自殺ではない可能性が濃厚となっている。デヴィッドの遺族から検死解剖を依頼された法医学者マイケル・バデン博士は、米誌に次のように語っている。
「検死解剖の結果、遺体からみられる証拠などをすべてつなぎ合わせると、自殺の可能性はかなり低いと思われます。しかし、かといって死因がはっきり断定できるまでには至っていません。今後、タイ警察当局から発表される物証や、より詳しい鑑識報告、毒物検査の結果などの情報を待ってみないとわからない状況です」。
当初は「自殺の可能性が濃厚」と発表されていたが、デヴィッドの遺体が発見当時裸で、手首、首、性器がロープで縛られた状態であったため、ひとりでセクシャルな行為をしている最中の事故死ではないかという見方も出ている。