車CO2を50年に9割減必要 00年比で、日産が試算
日産自動車は22日、新車1台当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を、2050年に00年比で9割削減することが必要になるとの試算を発表した。試算結果を10年度にも策定する中期環境行動計画に反映させる。 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が07年に発表した報告書を基に独自に試算した。CO2の9割削減はエンジンの燃費性能向上では達成が困難で、「車の電動化が必要になる」と説明。10年度に日米で発売する電気自動車の開発や普及に取り組むとしている。 また、クリーンディーゼルエンジンを搭載したスポーツタイプ多目的車(SUV)「エクストレイル」で、自動変速機を装備したタイプを来年春に発売することも明らかにした。 (共同通信社) |