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米国、原材料の輸出制限で中国をWTO提訴=USTR代表

6月24日5時2分配信 ロイター

 [ワシントン 23日 ロイター] カーク米通商代表部(USTR)代表は23日、中国が亜鉛やスズなどの原材料の輸出を制限しているとして世界貿易機関(WTO)に提訴したことを明らかにした。
 欧州連合(EU)も提訴に加わると発表した。米国とEUはこれまでに亜鉛・スズ・タングステン・黄リンなどの原材料について、中国に関税引き下げや輸出量の拡大を求めていた。
 カーク代表は記者会見で「2年以上も中国に対しこのような不公平な制限を撤廃するよう求めてきたが成果がなかった。本日WTOに提訴する。これは中国の国内産業を不当に優遇する意図的な政策とみられ、われわれは憂慮している」と述べた。
 同代表は中国に対し正式に2国間協議を申し入れたことを明らかにした。話し合いが不調に終わればWTOに紛争処理小委員会(パネル)の設置を求める。

最終更新:6月24日5時2分

ロイター

 

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