党総裁選の前倒しが言われていますが、また総理が変わるというのはいかがなものでしょうか?

  

 「党総裁選挙の前倒し実施を実現する会」が訴えているのは、今また総理大臣を変えようということではありません。麻生総理にはこれからの衆院選の直後の首相指名までの任期を最後までまっとうしていただき、臓器移植法案や北朝鮮問題等への対応、サミット出席などにしっかり対処いただきたいと考えています。
 一方、9月に任期が終了する自民党総裁を、衆院選のあとに選ぶというのはおかしな話で、政権選択と言われる衆院選の前にこそ、自民党として「次の首相候補」「政権公約」を、全党員参加により明確に打ち立てて衆院選に臨むべきであります。
 いわゆる「総理・総裁分離」です。今国会の会期は7月28日までであり、その後は、衆院解散・総選挙に向かうのは必至です。今国会中に内閣としてやるべきことはしっかりやっていただきつつ、会期終了後には、党総裁選によって自民党としての新たな体制を確立すべきと考えます。