えッ、「ホント！？」都心に激安５０円缶コーヒー登場

　最近、街中で「１００円」と大きく書かれたドリンクの自動販売機を目にする。缶のジュースやコーヒーはもちろん、５００ミリリットルペットボトルの水やお茶（通常は１５０円）まで１本１００円。しかも、よくよく見ると、一部「特売品」としてＵＣＣやネスカフェといった大手メーカーの缶コーヒーが８０円や５０円で売られている。

　こうした激安自販機を設置しているのは、ベンダー業者の有限会社スーパードリンク（本社・大阪市）。東京営業所の広報担当者が言う。

「賞味期限が残り１年を切った製品や、商品リニューアルなどで発生したデッドストックを、メーカーから格安で仕入れていることが、安さの理由です。当社はもともと大阪で自販機を展開していましたが、３年前に東京に進出。不況が本格化してから、売り上げも右肩上がりです」

　現在、秋葉原や新橋などの繁華街やオフィス街を中心に３５０台を設置。他社も激安自販機に参入しており、夏を前に価格破壊はますます進みそう。会社の近くで、激安自販機を探しておくといいかも。

（日刊ゲンダイ2009年6月20日掲載）