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2008-08-18 21:00:00

ユザワヤ吉祥寺店トイレ

テーマ:武蔵野市のトイレ
【東京都 武蔵野市】


発狂した店の店長による殺人事件があったとか・・・・・・
心霊現象が多発したせいで、その立地条件の良さにも関わらず廃墟になっていたとか・・・・・・
・・・この「ターミナルエコー」もまた散々な噂を立てられた駅ビルです。

だが、あえて言おう!
駅ビルでないと!!
駅ビルとしての「ターミナルエコー」はもはや形骸でしかないっ!!



上の写真を見ていただければお分かりのように、現在このビルにはユザワヤ吉祥寺店が入ってます。

写真の右手、ビルの向こう側の高架がJR吉祥寺駅。
写真の左手、ビルから飛び出ている高架が京王 井の頭線の吉祥寺駅です。
ビルは東の大通り「吉祥寺大通り」に面し、その外観はなかなかに立派なものです。

しかし12年前。
ユザワヤが入居するその前、写真の位置から見えるこのビルの様相は、ガラス張りで目隠しもなく。薄汚れたガラス越しに窺える中の様子は・・・・・・がらーんとしていて、まさに廃墟の有様でした。

日本全国住みたい度トップ10ランクの町「吉祥寺」
その吉祥寺駅のすぐそばにあるビル(1970年建設)が、何十年もの間廃墟同然だったという事実です。

なぜこの駅ビルがいつまでも廃墟同然なのか?
いったんは入居したスーパーなどの店舗も、気がつけばいつの間にやら退去済み。

そんな様子が続くもんですからね。
あらぬ噂を立てられる心霊スポットの仲間入りとなっちゃったわけですよ。

上の写真を見ると、
ビルから京王 井の頭線のホームがニョッキリ出ているもんですからね。
ふつうはこう考えるもんです。
ユザワヤのビルと駅の改札がつながっていて、ユザワヤの東正面口から大通りに抜けられるもんだと・・・・・・
地下鉄とかとつながっているデパートなんかはそんな感じで、店舗内が利用客の通り道になり、集客効果を狙えたりするわけです。
例えば、JRの吉祥寺駅には、吉祥寺の駅ビルの一つであるところの「ロンロン」と直につながっている改札口が幾つかあり、利用客の便利な通り道+お買い物コースとなっています。

ところがこのビル「ターミナルエコー」。
京王線の改札やJRの改札と、その入り口が直接つながっておりません。
西にあるコンコース内の入り口は少し入り組んだ場所にあるせいで人通りがあまりなく、
京王線の改札の外、そのそばにある別口もとても狭くて、ビル全体がなんだか利用しにくかったのです。

ロンロンを通り道にする利用客は、駅の西北にあるパルコや東急デパート、北の伊勢丹などに足を伸ばしますが、「ターミナルエコー」より東側には「夜のアヤシイ歓楽街」しかなかったため、ビル自体にも利用する、通り抜ける魅力がまったくなかったわけです。
人の流れが起きにくい。
つまり生活導線という風水がうまく回らない状態では、せっかく入った店舗も集客が望めません。
それゆえユザワヤが入る十年前まで――吉祥寺駅の東側に飲食店が増え、新しくフロア面積を東に拡張したロンロンと地下で繋がるまでの間、ここ「ターミナルエコー」は、その経緯はどうあれ、無駄な廃墟になるしかなかったのです。


それではトイレのご紹介です。


地下1階 男性用トイレの様子


小用トイレには子供用の足場台があります。

ちなみにこのビルの地下1階フロアにはユザワヤではなく、啓文堂書店が入っています。


地下1階 個室トイレ

残念無念の温便座です。

ロンロンの本屋よりも広く、地下駐輪場がすぐそばにある地下1階のトイレは、
“本屋にいると便意をもよおす”という法則も加わってるせいか、けっこう混み混みです。

トイレの壁をよく見ると、同じようなパネルが2つ見えますね?


自動水洗(便器洗浄)

一つは水を流すためのパネルです。


流水音

そしてもう一つがトイレの音消しマシーン、流水音(音姫は商標)の操作パネルです。

1回かざして25秒の音消しマナー。25秒じゃ物足りない・・・・・・そんな貴方も再び手をかざせば問題解決、音の延長戦でプレイ続行です。
中央のボタンを押すと止まります。

流水音(音姫)を知らない男性の貴方も、この夏この吉祥寺でレッツ音消しデビューと洒落込みましょう。


地下1階多目的トイレの様子


多目的トイレも温便座。
便座に見えるパネルで便座温度を調節、節電と脱臭のON/OFFを操作します。


では次に地下より上の階、
ユザワヤ店舗のトイレをご紹介します。


4階と7階のトイレの様子(このフロアは男性用のみ)


女性用トイレと男性用トイレはフロア別に設置されています。
そのおかげでトイレは広々として良い感じです。
上の階と比べると地下1階のトイレ空間はとても狭いですね。



個室は全部で三つです。



上の階の個室も全室が温便座。
くわえて流水音(音姫は商標)がついています。

【評価】☆☆
【利便】☆☆
【清潔】☆☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
吉祥寺を舞台にしたファミコンのゲーム「真・女神転生」では、魔物の巣食うダンジョンとして登場したビルです。
廃墟同然の時も3階部分が手芸屋だったりと、一部フロアにテナントが入ってたりしていたようです。
一番長くいた店舗は、ビルのほぼ全てを丸ごと借り受けている現在のユザワヤのほかに、
前述の手芸屋や、上階の3、4フロアを借り切っていたゲームセンターなど。
殺人店長とポスターで覆い隠された“壁一面を埋め尽くす”呪符の都市伝説は、ゲームセンター時代のものというお話しですね。
もちろん根も葉も無い噂話です。



井の頭線の下、上の写真の赤丸のところに「ミカレット」と名づけられた公衆トイレがありましたが、
現在閉鎖されています。

※現在この駅ビルは「ターミナルエコー」という名称ではなく、「京王吉祥寺駅ビル」という名前になっていると、東府中の住人様からのご指摘をいただきました。皆様はその旨ご留意していただいた上で、上の記事をご覧ください。
ご指摘ありがとうございました。


ちなみに武蔵野市に住む友人が、「名前を変えたぐらいで、心霊スポットに魂を惹かれた人々の噂が断ち切れるものか!!」と三倍速い人のようなことをほざいていましたが、ぜひ断ち切っていただきたいものです。

【装備】
地下1階(小用×2 洋式×1 多目的トイレ×1)
3・5・6・8階(女性用のみ)
4・7階(小用×6 洋式×3)
紙:○ 石鹸:○ 温便座:○ エアータオル:○ 流水音:○
※多目的
温便座:○ エアータオル:○

場所の地図
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