岡山放送局

2009年6月23日 22時0分更新

倉敷の女性 新型インフル感染


岡山県倉敷市の30代の女性が、中国に渡航した際、新型インフルエンザに感染していたことが現地で確認されたとの連絡が23日、倉敷市にあり、市では感染の確認を進めるとともに、女性の家族など近くにいた人が感染していないかどうか調べています。

岡山県の倉敷市に入った連絡によりますと、市内に住む30代の女性が今月19日、中国で働いている夫を訪ねるため1人で関西空港を出発し、中国の広州白雲国際空港に到着したところ、検疫所で37度5分の微熱があることが分かりました。

このため女性は病院に入院し詳しい検査を受けたところ、新型インフルエンザに感染していることが確認されたということで23日夕方女性の夫の働く会社から倉敷市に連絡がありました。

このため、倉敷市では、厚生労働省や外務省を通じて、確認を急いでいます。

倉敷市によりますと、女性は、病院に入院していますが、症状は軽いということです。

また、女性は2人の子どもと同居していますが、2人ともいまのところ体調に異常はなく発熱もないということです。

このうちの1人は市内の小学校に通っていますがこの小学校では先月中旬から毎日、児童の体温チェックを行っていて、これまでに発熱のある児童はいないということです。