スマートループ渋滞情報全道路対応で、より渋滞に強いルート探索が可能になります。
従来カバーしていた渋滞情報の対象道路約33万kmが、約70万kmにまで拡大。
ルート探索の精度が増し、より早く正確に、ストレスのない快適なドライブが可能になります。
▲バージョンアップ前 |
▲バージョンアップ後 |
リアルタイム道路データバージョンアップにより、最新の地図データでナビゲート。
高速道路や有料道路、主要道路など、新しい道路の開通日になると、ナビ画面にメッセージを表示。携帯電話などの通信機器を用いることで、クルマの中でも容易に最新の道路データにバージョンアップが可能です。わずか数分間で、そのまま通常の道路データと同様にルート探索が可能。さらに高速道路で有効なハイウェイモードの使用も可能になります。
また「ナビスタジオ(サイバーナビ用)」のドライブマネージャーを用いれば、開通日当日の更新はもちろん、約2週間前から地図やリストで開通予定道路を確認できます。
※スマートループ プローブ情報システムへの参加と蓄積型プローブへのアップロードが必要です。
※リアルタイム道路データバージョンアップにより更新された道路データは、料金情報や詳細市街地図などには反映されません。
▲メッセージ表示例 | ▲ナビスタジオ表示例 | |
▲地図表示例(バージョンアップ前) | ▲地図表示例(バージョンアップ後) | |
▲ルート設定例(バージョンアップ前) | ▲ルート設定例(バージョンアップ後) | |
▲ハイウェイモード表示例(バージョンアップ前) | ▲ハイウェイモード表示例(バージョンアップ後) |
「ソリッドシティガイドモード」の描画がさらにリアルで分かりやすく。
全国の主要都市の交差点で表示可能な「ソリッドシティガイドモード」が、さらにリアルで分かりやすくバージョンアップ。建物がリアルになっただけでなく、昼夜や天気に合わせて空までも変化して描画。実際の交差点の風景と照らし合わせて確認ができるため、曲がる方向やタイミングがすぐにわかり安心してドライブできます。
「マルチ検索」の操作性と検索性が向上。
インターネットの検索エンジンの発想から生まれた「マルチ検索」の操作性が向上。文字入力による検索は携帯電話と同じ「10キー方式」も可能になり、自分が使いやすい入力方法でスピーディに行えます。また2つの入力ワードを「&」でつなげることが可能になり、名称やヨミ仮名の入力時は一層効率よく検索することが可能になりました。さらに住所入力時は、番地・号まで検索可能になりました。
▲10キー入力画面表示例 | ▲AND検索入力画面表示例 |
その他、次のような点がバージョンアップにより変わります。
■検索結果に同じ名称の結果が複数表示されないように改善。
例えば駅名などを検索した際、従来は同じ名称のものが複数表示されることもありましたが、検索データを統一することで、より多くの候補が一覧でき検索しやすくなりました。
▲バージョンアップ前 | ▲バージョンアップ後 |
■検索結果の並び替えに「一致順」が追加されます。
「ヨミ順(50音順)」「ルート沿い順」「近い順」に加え、入力した文字数に近いものから順に表示する「一致順」を追加しました。お目当ての施設をよりすばやく探せます。またソートキーのデザイン変更により、現在の表示順や操作後の表示順が確認可能になります。
▲バージョンアップ前 | ▲バージョンアップ後 |
■住所入力時の検索結果がバージョンアップしました。
住所を入力する際は、番地、号までのピンポイント検索が可能になります。
▲バージョンアップ前 | ▲バージョンアップ後 | |||||||||||||
政令指定都市での区から始まる住所入力が可能になります。 | ||||||||||||||
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▲政令指定都市住所検索例 |
ミュージックサーバーをCDの高音質で楽しめる。
これまでのミュージックサーバーは聴こえにくい音の成分をカットし圧縮していたため、少なからず音質の劣化が起こっていました。バージョンアップ後はこれまでの録音方法(「標準」)に加え、CDに収録された音声信号の使用していない部分を効率的に圧縮する方法(「高音質」)が可能になり、音質劣化という問題をクリア。元のCDの音質を100%再現した楽曲で、ミュージックサーバーを楽しめます。なお、プレイリストや楽曲単位で「高音質」と「標準」を録り分けることも可能です。
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▲録音設定画面表示例 |
※ミュージックサーバーの変換方式を紹介するためのイメージであり、実際に行っている圧縮内容とは異なります。
その他 変更点
■通信を利用して、より安く給油可能な「ガススタ価格情報」が取得可能。
通信機能を利用し、自車位置周辺のガソリンスタンドの最新価格情報をリスト上に表示する「ガススタ価格情報」に対応。対象となるガソリンスタンドを近い順に表示するだけでなく、ハイオク、レギュラーをそれぞれ安い順に並べて表示することも可能。また、情報が提供されてからの経過時間を価格情報の文字色で確認したり、セルフサービスや売店のあり/なしといった施設情報をマーク表示で確認可能です。
▲ガススタ価格情報表示例
■ジャンルリスト検索の操作性が向上。
「車・交通」「買う」「生活」「遊ぶ・泊まる」「食べる」「新規」のタブを設け、階層を減らすことにより、操作性と検索性が向上しました。
■営業時間考慮の検索がより正確に。
駐車場、ATM、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、ファミリーレストラン、ファストフードを検索すると、定休日や営業時間を考慮して、現在利用できるかどうかを異なるアイコンで区別してリストと地図上に表示する営業時間考慮。バージョンアップ後は、休憩時間を設けている場合(例:「11:30〜15:00/17:00〜22:30」)、0時をまたいで営業する場合(例:「7:30〜翌4:30」)、平日と休日などで営業時間が異なる場合など、従来収録されていなかった様々な営業時間にも対応します。
▲営業時間考慮表示例
■渋滞予測データも全道路に対応。
あらかじめHDDに収録された渋滞予測データの対象道路も全道路に拡大。より多くの道路の所要時間が把握可能になり、探索するルートの精度が一層向上します。
※渋滞予測データの順調表示(水色矢印)はバージョンアップ前と同様に、約33万km分しか表示できません。ただしデータ自体は収録しているため、ルート探索時はすべての情報を加味してルート探索が可能です。
▲渋滞予測データ表示例
■ルート探索時に、都市間高速のみを確認可能。
従来のルート探索結果に加え、使用する都市間高速道路(高速道路・高速自動車道)のみの情報に切換え可能。平日や通勤時間などの様々なETC割引の目安として確認が可能です。
※探索したルートに連続していない複数の高速道路がある場合は最初に通過予定の高速道路の距離情報のみを表示します。
※ETC割引制度による料金を確認することはできません。
▲都市間高速遠距離表示例
■駐車場入口データに、右左折の情報をプラス。スムーズな方向から案内します。
バージョンアップ後の地点情報には、「右左折どちらで進入したか」も加味した駐車場入口データを収録。より的確なルート誘導が可能になります。なお同様の情報は、今後の地点情報データバージョンアップでも更新されます。
■実際の位置と画面上の位置との表示誤差を改善し、さらに正確に。
これまで実際に走行していると外の景色よりも地図上の自車位置が遅れて表示されてしまうことがありました。これは、自車位置を計算して描画するまでの時間差によるもの。これらの要因をソフトウェアで改善することで、さらに極めて正確な自車位置精度を実現しています。
■マップイコライザーの「文字拡大」に反映される対象が増え、より文字が見やすくなりました。
マップイコライザーの文字拡大モードにおいて、新たにプライベートマッピングや交差点名称ポップアップ表示までも連動可能となり、文字の見やすさがさらに向上しました。
▲バージョンアップ前 | ▲バージョンアップ後 |
■カメラ登録地自動登録の表示設定が可能に。
フロントカメラ設定に、カメラ登録地自動登録の設定項目を新たに追加。フロントカメラを使用した場所の登録有無が設定可能です。またカメラ登録地のマーク表示は、小型の簡易マーク表示にデザイン変更することで、全スケールでの地図の見やすさを向上しています。
※設定は「常に登録する」「道路上のみ登録する」「登録しない」から選択可能です。
■DVDのディスクを挿入してから、再生までがよりスピーディに。
バージョンアップにより、DVD挿入時の読み込み時間が約30%短縮。またフロントカメラやバックカメラを表示後、DVDへの復帰時間も短縮しました。
■フロントカメラやバックカメラの画質が向上
映像処理ICチップのソフトウェア変更により、接続したフロントカメラ(ND-FC100Uなど)やバックカメラ(ND-BC100Uなど)の画質が向上。
※バージョンアップ後は設定が初期化されるため、フロントカメラ、バックカメラの「カメラ設定」を再度行う必要があります。
■蓄積型プローブで一度にアップロード可能な走行履歴の距離が1,000kmから10,000kmに拡大。
■蓄積型プローブでサーバーに送信されるデータを変更。