2009年6月23日 19時25分
民主党の西岡武夫参院議運委員長は23日の記者会見で、臓器移植法改正案について「脳死を人の死とすることに国民的コンセンサスがどの程度あるのかはっきりしていない。国民投票も一案だ」と述べ、脳死を一般に人の死とするA案の今国会での参院採決に消極的な考えを示した。現行の国民投票法は憲法改正以外の法案の国民投票を想定しておらず、西岡氏の提案が実現する可能性は低い。
与党は23日の参院議運委理事会で、A案と、「子どもの脳死臨調」設置を柱とする対案の趣旨説明を24日の本会議で行うよう求めたが、民主党は「他の修正案が出る可能性がある」と同意しなかった。審議入りは26日の見通し。【山田夢留】