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内閣支持率急落17・5% 7割「鳩山氏更迭は不適切」 本社・FNN世論調査

6月22日15時42分配信 産経新聞

内閣支持率急落17・5% 7割「鳩山氏更迭は不適切」 本社・FNN世論調査
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内閣支持率の推移(写真:産経新聞)
 ■橋下知事を9割「評価」

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が20、21日に実施した合同世論調査で、麻生内閣の支持率は17・5%と前回調査(5月17日実施)から9・9ポイント急落、不支持率は11・8ポイント増の72・7%となった。政党支持率は民主28・1%に対して自民20・1%、次期衆院選比例代表の投票先でも民主が45・9%と25・2%の自民に大差をつけた。「政権交代」への期待が高まる中、内閣支持率が再び1割台の「危険水域」に突入し、解散時期を模索する麻生太郎首相は厳しい選択を迫られることになりそうだ。

  [グラフ] 《西川社長続投すべきでない》《首相の判断適切でない》が圧倒的

 麻生首相と民主党の鳩山由紀夫代表の比較では、「どちらが首相にふさわしいか」との質問に対して鳩山氏51・6%、麻生首相19・8%で、前回調査の4・6ポイント差から31・8ポイント差に拡大。鳩山氏は「信頼できる」「政策がよい」「討論に強い」の各項目で50%以上を獲得、いずれも20%台にとどまった麻生首相を大きく引き離し、就任1カ月で急速に評価を高めていることがわかった。

 ただ、「与野党の政治家のうち、首相に一番ふさわしいのは」との質問に対しては、舛添要一厚生労働相が10・7%でトップ、鳩山氏は10・4%で2番目、麻生首相は4・8%で6番目だった。

 日本郵政の社長人事をめぐり、西川善文氏の続投に反対した鳩山邦夫前総務相を更迭した麻生首相の判断には、71・3%が「適切だと思わない」と回答、「適切だ」は20・2%にとどまった。鳩山氏の主張については「納得できる」が62・2%、西川氏については「続投すべきだと思わない」が75・0%で、首相の判断に否定的な意見が大勢を占めた。

 内閣改造については、59・8%が「早期に行うべきだ」と回答した。

 都道府県知事をめぐる質問では、大阪府の橋下徹知事を「評価する」と回答したのは89・3%、国政転身を「期待する」のは50・5%だった。宮崎県の東国原英夫知事に対しては90・3%が「評価」、49・0%が国政転身を期待している。

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最終更新:6月22日19時58分

産経新聞

 

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