2009年6月16日13時37分
改革派支持者が多いテヘラン北部は、開票日の13日、あちこちでガラスが割られ、ゴミ箱が燃やされるなど荒れた。小競り合いも頻発した。14日夜にはムサビ氏の陣営が抗議行動で挑発的なスローガンをやめて、「神は偉大なり」に統一。15日には、最も影響力のある指導者のハタミ前大統領が「平穏と冷静さを維持するように」との声明を出した。
当局は集会の許可を出さない方針だが、改革派は「平和的な抗議」を強調して、無許可でも治安部隊が攻撃しにくくする作戦と見られる。16日も市中心部で集会を計画している模様だ。