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イラン元国会議長「選挙を無効にするべきだ」 声明発表

2009年6月23日10時39分

 【テヘラン=吉武祐】イラン大統領選で敗れた改革派のキャルビ元国会議長は22日夜、「再集計で時間を無駄にするのではなく、選挙を無効にするべきだ」との声明を発表した。また、デモの犠牲者を追悼する集会を25日に開くよう、自身が率いる政党「国民の信頼」系のウェブサイトで呼びかけた。

 キャルビ師は、大統領選の有力候補だった同じ改革派のムサビ元首相と立場は近いが、対米関係改善などでより踏み込んだ発言をしてきた。大統領選では前回の約500万から約33万に票を減らし、不自然な票の減少が選挙への疑念の一因となっている。

 追悼集会の場所は、テヘラン南部のホメイニ廟(びょう)が候補に挙がっている。

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