 |
2009年6月22日(月) 19:10 |
|
|
 |
香川で新型インフル感染者を確認
観音寺市内の男性がオーストラリアから帰国後、新型インフルエンザに感染したことが21日分かりました。 新型インフルエンザの感染者が確認されたのは香川県では初めてです。 香川県は対策本部を設置し、男性の帰国後の足取り調査を進めています
感染が確認されたのは、観音寺市の40歳代の男性会社員で、今月7日から、オーストラリアに滞在し、19日に帰国しました。 男性は、37度5分の熱と咳があったため、21日、観音寺市の医療機関で診察を受け、県環境保健研究センターの遺伝子検査で、感染が確認されたということです。 香川県は香川県西讃保健所に現地対策本部を設置しました。 男性は現在、自宅で療養していますが、対策本部が22日朝電話で確認したところ容態は安定しているということです。 香川県の調査によりますと、感染が確認された男性は6月7日からオーストラリアに技術指導のため出張し19日の朝、関西国際空港に到着しました。 新幹線で新大阪駅から岡山駅に移動し特急に乗り換えて観音寺駅に着きました。 男性の勤務する会社によりますと男性は帰国後、土・日は家族と一度買い物に行った以外は家にいて会社に行っていません。 このため、会社は特別な措置はとってないないと話しています。 この会社はオーストラリアなど海外に支社を持っていますが、これまで海外へ出張した他の社員には健康に異常を訴える人は出ていないということです。 家族2人とオーストラリアに同行した2人のうち観音寺に住む男性は今のところ健康に異常は出ていません。 しかし、愛媛県に住むもう一人の男性は発熱がありましたが、簡易検査の結果は陰性でした。 香川県は現時点で、県内の学校の休校やイベントなどの自粛は要請しないということです。
|
|