【全日本キック】12・7藤原祭りの主役がドクターストップ！「藤原会長の化身を出します」（小林GM）

　11月5日（月）東京・大久保の全日本キックボクシング連盟本部事務局にて、12月7日（金）東京・後楽園ホールで行われる全日本キックボクシング連盟「ALL JAPAN　KICKBOXING 2007『Fujiwara Festival 〜藤原祭り2007〜』」の記者会見が行われ、金田敏男代表、小林聡GMが出席した。

　毎年恒例となった藤原祭りのスペシャルエキジビションマッチでは、藤原ジムの藤原敏男会長がこれまでに初代タイガーマスク、藤原嘉明、桜井“マッハ”速人、宇野薫らと絡み、大会を盛り上げてきた。昨年は渡辺久江＆岡田敦子の女子格闘家と異色タッグを結成し、ハッスル軍のTAJIRI＆アジャ・コングと一戦を交えている。

　今年のエキシビジョンマッチのカードはどうなるのか？注目が集まっていたのだが、今大会の藤原会長の出場はなし。宮田充広報の話によると、「藤原会長は以前より右足首を痛めており、ドクターストップがかかった」ようだ。今年6月のタイ遠征でさらに傷め、2週間入院。8、9月は松葉杖をついての歩行を余儀なくされた。10月には、手術箇所にばい菌が入ったことで高熱となり再手術していたために、藤原会長は代々木大会に来場出来ず。

　この緊急事態を受けて、小林GMは「会長から『オレの代わりに出てくれ』とメールが来たけれど、（自分が引退したときの）後楽園のファンを裏切るわけことはできない」と、自身が藤原会長の代役としてエキシビジョンに出場することを全面否定した。

　しかし、「藤原ジムの長男として、何とかしないといけない思いがある。会長の“化身”を出そうと思います」と意味深なコメント。「自分の狭い人脈を生かして対戦相手も決めていきます。何が起こるかわからないので、当日を楽しみにして下さい」とした。


全日本キックボクシング連盟認定/藤原祭り2007実行委員会
ALL JAPAN KICKBOXING 2007
「Fujiwara Festival 〜藤原祭り2007〜」
2007年12月7日（金）東京・後楽園ホール
開場17：00　本戦開始18：30
※本戦前にオープニングファイト数試合予定

＜決定対戦カード＞

▼メインイベント　スペシャルマッチ　57kg契約　3分5R
藤原あらし（S.V.G./全日本バンタム級王者）
VS
前田尚紀（全日本フェザー級2位/藤原）

▼セミファイナル　全日本ミドル級タイトルマッチ　3分5R
中村高明（藤原/全日本ミドル級王者）
VS
吉武龍太郎（アイアンアックス/同級4位/挑戦者）

▼スペシャル・エキシビジョンマッチ
※試合形式・出場選手・すべて未定

▼全日本ウェルター級ランキング戦　サドンデスマッチ　3分3R延長1R
湟川満正（AJ/同級1位）
VS
渡辺雅和（チームドラゴン/同級6位）

▼全日本ライト級ランキング戦　サドンデスマッチ　3分3R延長1R
藤牧孝仁（はまっこムエタイ/同級3位）
VS
上杉武信（藤原/同級6位）

▼全日本ウェルター級ランキング戦　サドンデスマッチ　3分3R延長1R
金　統光（藤原/同級3位）
VS
吉川英明（チームドラゴン/同級4位）

▼全日本ライト級ランキング戦　サドンデスマッチ　3分3R延長1R
海戸　淳（S.V.G./同級2位）
VS
鈴木真治（藤原ジム/同級8位） 　

※他、3R数試合を予定