首都圏放送センター

2009年6月22日 23時30分更新

トレーラー歩道に 高校生死亡


22日昼前、埼玉県和光市で、トレーラーが県道脇の歩道に乗り上げ、自転車で通りかかった高校生がはねられて、まもなく死亡しました。
警察は、トレーラーを運転していた45歳の男を、自動車運転過失傷害の疑いでその場で逮捕しました。
22日午前11時過ぎ、和光市白子3丁目の県道を走っていたトレーラーが歩道に乗り上げ、自転車で通りかかった東京・練馬区の都立高校2年生、高木優樹さん(17)をはねました。
高木さんは病院に運ばれましたが、全身を強く打ち、まもなく死亡しました。
トレーラーは、さらに歩道の脇にあった自動販売機や看板などにぶつかり、はずみで飛んだ破片が、近くにいた22歳の男性会社員の目にあたって、会社員が軽いけがをしました。
警察は、トレーラーを運転していた埼玉県川口市安行の運転手、國府田功一容疑者(45)を、自動車運転過失傷害の疑いで、その場で逮捕しました。
現場は、笹目通りと呼ばれる交通量の多い県道で、警察の調べに対して國府田容疑者は、「助手席にあった飲物を取ろうとしていた」と供述しているということで、警察は飲み物に気をとられてハンドル操作を誤ったのではないかとみて調べています。