養護学校教諭とあろう者が乳牛を金属バットで殴る
元妻の実家で乳牛を金属バットで殴って搾乳量を減らしたなどとして、岡山県警真庭署は22日、威力業務妨害などの疑いで県立岡山養護学校教諭林伸一容疑者(41)=岡山市=を逮捕した。林容疑者は「嫌がらせをしようと思ったが、業務を妨害するつもりはなかった」と供述している。
逮捕容疑は、5月16日深夜、同県真庭市の牛舎に侵入して乳牛11頭の乳房をスコップで殴り、18日と29日にも、同様に計8頭の乳房を金属バットで殴打。搾乳器のヒューズを抜くなどして、搾乳作業を妨害した疑い。同署によると、5月17日以降、採れる牛乳に血が混じったり、ストレスから牛乳が出なくなるなどし、1日の搾乳量は約半分に激減。治療費なども含めると被害額は総額約60万円になるという。
同署は5月31日、金属バットを持ってこの牛舎に侵入したとして、林容疑者を建造物侵入容疑で逮捕していた。
林容疑者は昨年9月に離婚。翌10月には、元妻が身を寄せている実家の軽四トラックの給油口に水が入れられ、今年3月にはトラクターにも同様の被害があった。
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