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井原線の雑草抑制へツタ植栽 '09/6/23

 厳しい経営が続く井原鉄道(井原市)は、井原線線路わきののり面に雑草の生育を抑える効果があるオカメヅタを本格的に植え始めた。沿線自治体が毎年負担する草刈り費用約800万円の削減が狙い。現在、小田駅(岡山県矢掛町)南側と倉敷市真備町で植栽。2013年度までに全21カ所ののり面、延べ11・8キロ、7万2千平方メートルへ広げる。

 オカメヅタはウコギ科の一種。乾燥した場所や日陰でも地面をはうようにつるが伸びる。年中、緑の葉が楽しめ、手入れの必要もあまりなく、建物の屋外緑化や植え込みにも使われている。

 井原線の線路や橋などの設備管理費は、沿線自治体が負担。07年度で約1億2千万円に上り、今後さらに増える傾向にある。そこで毎年大掛かりで多額の費用が掛かっているのり面の草刈りに注目。昨年12月から小田駅南側でオカメヅタの植栽実験をしたところ、ひと冬越して高さ約30センチに成長。繁殖のめどが立った。

【写真説明】井原鉄道が植栽実験をし、成長したオカメヅタ(井原線小田駅南側ののり面)


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