沖縄の沖で海底熱水鉱床発見 海保、鉱物資源開発に期待海上保安庁は22日、沖縄本島の北西約100キロ沖の海底で、金属鉱物資源の発掘が期待される「海底熱水鉱床」を発見したと発表した。 海底熱水鉱床は地下深くからマグマなどの熱で噴出した金や亜鉛などの貴金属、レアメタル(希少金属)が沈殿したことでできる海底地形。今回発見されたのは直径約5キロと約3キロの二つの火山性くぼ地で、水深は約400メートルと約600メートルと比較的浅い場所だという。 これまでに沖縄や小笠原諸島の海域計約10カ所にもあることが知られており、「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(川崎市)などが発掘調査を始めている。 同機構は「開発技術やコスト面などから世界的に開発事例のない未踏の分野だが、近未来の資源開発として期待される」としている。 【共同通信】 |
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