日本ミニマム級新王者となった八重樫東(中央)。左は大橋会長=大阪市・松下IMPホール
「ボクシング日本ミニマム級王座決定戦」(21日、大阪・松下IMPホール)
3位・八重樫東(26)=大橋=が同級1位・堀川謙一(29)=SFマキ=を3-0の判定で破り、新王者となった。激しい乱打戦を制し「気持ちで勝った」と、06年4月の東洋太平洋同級王座以来のタイトル奪取に会心の笑みを浮かべた。
3月に行われた同級王座決定戦で、辻昌建選手(帝拳)が急性硬膜下血腫で開頭手術を受け、試合の3日後に死去。新王者となった金光佑治(六島)も、試合後の検査で硬膜下血腫が認められたため引退した。それだけに「しっかりした試合をしようと思っていた。これからもベルトに恥じない試合をしていきたい」と話した。