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◆報知新聞社後援ドラマチックボクシング (21日・大阪市IMPホール) 日本ミニマム級王座決定戦が行われ、同級3位で元東洋太平洋王者の八重樫東(26)=大橋=が、3―0の判定で同級1位の堀川謙一(29)=SFマキ=を下した。八重樫は序盤から手数、有効打で優勢。堀川のスタミナとクリンチに苦しみながらも1、2、3点差で振り切った。防衛でキャリアを積み、再び世界挑戦のチャンスをうかがう。八重樫の戦績は11勝(7KO)2敗。
ベルトを巻いたときのアウェーの温かい声援が身にしみた。前王者・金光佑治さんの引退にともなう決定戦。3月に金光さんと戦った辻昌建さんは試合の3日後に急性硬膜下血腫で亡くなった。「しっかりした試合を、と世界戦より緊張した」。うれし泣きした八重樫は客席に何度も頭を下げた。
同じ思いがぶつかり合った。八重樫は昨年7月、堀川は同10月に辻さんに敗れて一度は王座挑戦への道が遠ざかった。故人の遺志を継ぐ一戦は、八重樫のリードを堀川が懸命に縮める展開。「褒められる試合じゃないけど、互いに気持ちが入っていた」と八重樫。中盤以降の打ち合いでは相手の気迫に押される場面もあった。
2年前、プロ7戦目で挑戦した世界戦は惨敗。さらに辻さんに敗れてがけっぷちに追いこまれたが、リング事故のショックを練習にぶつけてきた。大橋秀行会長は「今日の出来では世界はまだ」と辛口だったが、「ここで満足しているわけにはいかない」と上を見る八重樫。「父の日に最高の恩返しできた」。この日も岩手から駆けつけた父・昌孝さん(60)のためにも、もう一度、頂点を目指す。
(2009年6月22日06時01分 スポーツ報知)
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