7─9月の韓国輸出産業景況判断指数は108.5、5四半期ぶりの高水準=韓国貿易協会
[ソウル 22日 ロイター] 韓国貿易協会の国際貿易研究院(IIT)が22日発表した7─9月の輸出産業景況判断指数(EBSI)は108.5となり、4─6月の66.1から大幅に改善した。
7─9月の指数は、2008年4─6月期の128.3以来、5・四半期ぶりの高水準となる。
IITのチーフ・リサーチャー、Je Hyung-jung氏はロイターの取材に対し「世界経済が若干改善しているため、第3・四半期および第4・四半期に向け契約が成立したとの回答が、輸出業者から寄せられた」と述べた。
指数が100を上回った場合、輸出業者は輸出状況が改善するとみていることを示す。
韓国の5月の輸出は前年比28.5%減少。ただ、6月1日─20日の輸出は同13.3%減と、減少幅は縮小している。IITによると、輸出業者はウォンKRW=高と原油価格の上昇が業績へのリスク要因となると警戒を緩めていない。
IITは、昨年の輸出額が50万ドルを超えた企業約2000社を対象に調査を実施。
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