7─9月の韓国輸出産業景況判断指数は108.5、5四半期ぶりの高水準=韓国貿易協会

2009年 06月 22日 14:12 JST
 
記事を印刷する |

 [ソウル 22日 ロイター] 韓国貿易協会の国際貿易研究院(IIT)が22日発表した7─9月の輸出産業景況判断指数(EBSI)は108.5となり、4─6月の66.1から大幅に改善した。

 7─9月の指数は、2008年4─6月期の128.3以来、5・四半期ぶりの高水準となる。

 IITのチーフ・リサーチャー、Je Hyung-jung氏はロイターの取材に対し「世界経済が若干改善しているため、第3・四半期および第4・四半期に向け契約が成立したとの回答が、輸出業者から寄せられた」と述べた。

 指数が100を上回った場合、輸出業者は輸出状況が改善するとみていることを示す。

 韓国の5月の輸出は前年比28.5%減少。ただ、6月1日─20日の輸出は同13.3%減と、減少幅は縮小している。IITによると、輸出業者はウォンKRW=高と原油価格の上昇が業績へのリスク要因となると警戒を緩めていない。

 IITは、昨年の輸出額が50万ドルを超えた企業約2000社を対象に調査を実施。

記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

 
 

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ
  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真

7月1日に発表される日銀短観は大幅改善が予想される。果たして景気回復とともに金利が上がる「よい金利上昇」は起きるのだろうか。  ブログ