岡山放送局

2009年6月22日 20時40分更新

携帯電話セミナー


県内の高校のPTA関係者が集まって、携帯電話の正しい使い方をどのように指導していくか学ぶセミナーが開かれました。

このセミナーは、県内の高校の校長や保護者などでつくる「岡山県高校PTA連合会」が開きました。

会場となった岡山市北区のホテルに各高校のPTA会長などおよそ190人が集まり、セミナーでは大手携帯電話会社の担当者が携帯電話の正しい使い方について講演しました。

この中で携帯電話会社の担当者は、子どもが携帯電話をめぐるトラブルに巻き込まれないようにするためには、出会い系サイトなど有害なサイトを閲覧できないようにする「フィルタリング」機能を利用することが最も有効だと述べました。

そして、携帯電話を使った「いたずら」は犯罪になる場合もあることをしっかり教えて、使用方法などを親子で十分話し合ってルールをつくることが大切だと強調していました。

子どもの携帯電話の利用をめぐっては県教育委員会が、ことし3月、小中学校への携帯電話の持ち込みを原則として禁止し、高校についても持ち込みを禁止するか、校内での使用を禁止するなどの指導方針をまとめています。