2009年6月22日 20時40分更新
気温や湿度の高い日が続き、食中毒が起きやすくなっていることから、岡山県は22日、県内全域に「食中毒注意報」を出して食品の管理などに注意するよう呼びかけています。
岡山県によりますと、岡山市では今月18日から3日間連続で最高気温が30度近くまで上がったうえ、平均湿度も60パーセント以上と食中毒が起きやすい状態が続いているということです。
このため県は22日、県内全域に食中毒注意報を出しました。
県内では、20日、瀬戸内市の旅館で食事をした8人が食中毒と診断されるなど、ことしに入ってからこれまでに7件、あわせて302人が食中毒を起こしています。
県では手洗いや調理器具の洗浄の徹底、それに、生鮮食品はできるだけ早く食べるか十分加熱するなどして、食中毒の予防を心がけるよう注意を呼びかけています。
岡山県生活衛生課は「肉の加熱が不十分なために食中毒になるケースが目立っている。これから暑い時期を迎えるのでしっかりと加熱調理をすることを心がけて欲しい」と話しています。