Bass も1尾1尾、特に大型になるに従い、性格や癖(ルアーに反応示す)が変化すると思う。そして、大型固体程ダイナミックなエリアを好む。殆ど、独り占め状態で有る。そこで、今回のエリア選定は、本湖のオイカワ産卵場所を見極め、それを狙うハスのフィーデングスポットに絡む、ランカーを狙い撃つ。外れば、一日中当りゼロのギャンブル。一週間前、C釣具でシーバスハンター(復刻版)を見付けた。ショアラインシャイナー、スプーンビルと並び、自分の中では3大神器に入るルアーだ。懐かしさの余り購入して、ファーストシンキング仕様へ改造した。テールのローリングに、オイカワ雄が雌と勘違いして、果敢にアタックして来る。 この絶好機、水深3mから2.5mのブレイク(ショルダー)にぶつかり、平撃ちさせた瞬間、強烈なバイトが有った。野鯉のスレと錯覚したが、これが5年に1度の確率で獲れる 体長 56cmの雄。バイト瞬間の感触が、数日消えないグッドバスでした。ヤッパリ、奥多摩湖だから価値があるのです。あと、4cmでかくなったら、また会おう。 ルアーには、魚に見破られないスピードが有ること。特にランカーには顕著に現れる。後ろから追従して、モソットと重くなるバイトでは無く、横腹を喰らい付く、『スコーン』 と気持ちの良いバイトなのだ。長年、このリアクション系バイトを追い求めている。何はともあれ、今年の第一号が釣れて良かった。 |