巨乳いちばん　２０歳・新井麻衣　首位タイ発進

　うわさの爆乳ゴルファーが首位タイだ。昨年、プロテスト合格の新井麻衣（２０）＝スタンレー電気＝が、５バーディーノーボギー６７をマーク。５アンダーで、有村智恵、森田理香子らと並んで、プロ入り後初の首位発進を果たした。ダイナマイトボディーから繰り出すミラクルショットで、ツアー初Ｖを目指す。

　巨乳？　爆乳？　それとも超乳？　魔乳？　女子ゴルフ界に驚異の新星出現だ。推定トップバスト１００センチ超級の新井が、インスタートから飛び出した。

　まずは出だしの１０番パー４で、下り５メートルのバーディーパットをズドンと沈めて、戦闘開始。１４番でも５メートルを決めると、１６番ではグリーン左のガードバンカーから、文字通りのエクスプロージョン（爆発）ショットでカップインだ。

　１８番パー５で４つめのバーディーを奪うと「ハーフターン時に速報を確認して、自分の名前が一番上にあるのを見ました。このまま勝ちたい！と思いました（笑）」と新井。気の早い話ながら、正直トークは好感度抜群。しかし、意気込みむなしく、後半は６番パー５で残り５８ヤードの第３打をピンそば３０センチにつけたバーディー１つだけ。「邪念ですね」と苦笑した。

　昨年７月プロテスト合格の新人だが、今季目標は「１勝することと平均ストローク７２・０」という。優勝もさることながら、平均７２を切れば、昨年の場合ならランキング１０位以内に入る計算。高いハードル設定で自身を鼓舞する作戦だ。

　が、意気揚々と迎えた今季開幕戦初日には、思わぬアクシデントに見舞われた。「最終ホールで地面に張ってあったギャラリー用ロープにつまずいて転んでしまったんです。思ったよりひどくて」。左ひざの内側じん帯の一部損傷。痛みが引くまでに２カ月近くかかり、結局第２戦から７試合を欠場した。「毎週末、ゴルフの結果を見るのが恐くて目をそらしてました。もし、このままひざが治らなかったらどうしよう、同世代に取り残されちゃうのかな、ってすごく不安で」という。

　５月３週目からツアー復帰して、これが今季７戦目。前週１５位に入り、調子は上向きだ。得意のアイアンショットでバーディー量産、ゴルフ界のセクシーアイドルとなるか。　（月橋文美）