[映画ウラ事情]

(c)2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社

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昨年の興収を見てみると、「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」が57.1億円、「アイ・アム・レジェンド」が43.1億円と、40億円を越えたハリウッドメジャー作品は2本だったのに対し、邦画は「崖の上のポニョ」が155億円、「花より男子ファイナル」が77.5億円、「容疑者Xの献身」が49.2億円、「劇場版ポケットモンスター」が48億円、「相棒-劇場版-」が44.4億円と5本にものぼり、邦画に軍配が上がる。このように、ハリウッド映画で興収が稼げなければ、ハリウッドメジャーが儲かるであろう邦画に目をつけるのは自然な話。所詮、プライドで飯は食えないのである。

また、「日本のアニメや漫画等、ハリウッドメジャーが映画化権を取得しているのには、内容の面白さもありますが、世界的な知名度の高さが関係していると思います。メディアに取り上げられる回数が多く、日本でのヒットも予想できる。利益を見込みやすいんです」とは、映画関係者の弁。

様々な理由から邦画制作に乗り出した洋画メジャー会社。本気を出されたら、正直、邦画会社の邦画は勝てないと思う。だが、両者が競い合い、さらに面白い作品が完成すれば、映画業界的にも観客的にもうれしいことに違いない。頑張ってほしいものだ。

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