友とコーヒーと嘘と胃袋(仮題)新設しました。
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【終章】治療
東京西徳州会病院に到着。
クラッチを切るのもけっこうしんどいのだが、歩くよりはまだまし。
やっとのことで受付に辿り着き、急患診察室前に案内してもらう。
年配の男性が独り順番を待っていました。
まず、廊下で待っている間に体温と血圧を測定されました。
あ、今さらなんですけど、受傷時からずっと、幼なじみの娘が付き添っていてくれていました。
もし横にいてくれなかったら、待ち時間の間、あまりにも暇すぎて帰っちゃってたかもしれません。
というか、そもそもその娘の縁の地を散策していた道中の出来事だったんだけど(苦笑
まぁとにかく、受付してから散々待たされました。
どうも、様子からすると交通事故があったようで、
その関係者らしき人たちが何人も出入りしているんです。
それがちょうどUの受付直前だったみたいで、タイミングがよくなかったようで。
中にはまだ3歳くらいの小さなかわいい女の子も額をぱっくり切って手当を受けていたり…。
傷が残らなきゃいいんだけどね。
そんな心配を幼なじみと話しながら、2時間くらい待ったかな。
やっと名前を呼ばれて、いざ診察室へ。
と思うも、痛みがさらに悪化して、必死な思いで入室。
医師「マムシですか?」
U「携帯で画像検索してみたところ、まず間違いありません」
医師「とにかく一度傷口を洗って毒を流しましょう」
ここからは悪夢です。
心臓の弱い方は読まないでください(笑
まず、足台の上に置かれた空豆型の銀色のトレーの中に左足を乗せました。
医師一人にかわいい女性看護士2名(A、B)がサポートしていました。
看護士Aが生理食塩水を持ってきました。
看護士Bが注射器を持ってきました。
医師は注射器の先にシリコン製の細い管を装着しています。
注射器の中には既に生理食塩水が注入されていました。
医師「では洗いましょう」
傷口は、マムシの歯形で2ヶ所穴が開いています。
おもむろに注射器の先を傷口に射し込み、生食をじょぼじょぼ流し込んでいきました。
悶絶。
看護士A「痛いですよねー(涙)、頑張ってください☆」
ちょーかわいい。。。
右の穴、左の穴、交互に生食を流し込み、洗浄していく。
1リッターくらい使って洗浄完了。
洗浄中、一方ではもう一人のかわいい看護士Bさんが、破傷風防止の筋肉注射を左肩にしてくれました。
看護士B「ちょっと痛いですけどガマンしてくださいネ☆」
……もうちょっとくらい痛い方がいいんですけど。。(萌
U「アルコールは控えた方がいいでしょうか?」
医師「しばらくやめた方がいいでしょう」
U「結果的にこうして治療していただくまでに受傷後4時間くらい経過してしまったんですが…」
医師「とりあえず傷口からの直接洗浄と、これからしていただく抗生物質の点滴で大丈夫でしょう」
U「内股のあたりが非常に痛むのですが」
医師「毒素がリンパ節を経由して回り始めているのでしょう」
U「だいじょうぶなんですか??!」
医師「蛇にしろ動物に噛まれて気をつけるべきは、まず細菌です。とにかく汚いですからね」
U「はぁ」
医師「毒に関しては、薬とご本人の体力でおおかたは対抗できます」
医師「タバコはお吸いになりますか?」
U「ほどほどに」
医師「タバコは腫れが引くまで控えてください」
ええ、、、こんなとき、タバコでも吸わなきゃやってられないんですけど……。
というか、待っている間に何本も吸ってるんですけど。。。
ただ、アルコールはこちらから聞かなきゃ言わなかったような雰囲気なのに、
タバコに関してはあえて釘を刺してきたことからすると、よっぽどタバコはやばいのか…??
まぁ、そんなこんなでよってたかってあちこちをいぢめられて、最後に抗生物質を点滴とのこと。
別室に移動し、ベッドに横になり、5歳以来の点滴を受けました。
もう、看護士さんがカワユイぃぃぃ〜☆
幼なじみの娘(この娘もかわいいんだけど人妻なのでw)も看護士さんに夢中(笑
30分くらいして点滴終了。
看護士さんが様子を見にくるまで幼なじみと話が盛り上がってて気づかなかったんだけどw
会計と薬の受け取りを済ませて帰路へ。
【まとめ】
巷では妊婦の受け入れ拒否等が散々問題になっていて、
酷いことと思いながらもやっぱりどこかで他人事だったのですが、
考えてみれば、妊婦ですら拒否される日本の救命医療に、
マムシ程度で頼ったUの方が悪かったのです。
悪かったのです?
悪いことあるか!
急患に対して仮にも救急担当医が「急に言われても診れない」とは、
いったいどういうつもりで患者に向き合っているのか。
モラルの質をいろいろな面から考えさせられた一日でした。
東京西徳州会病院に到着。
クラッチを切るのもけっこうしんどいのだが、歩くよりはまだまし。
やっとのことで受付に辿り着き、急患診察室前に案内してもらう。
年配の男性が独り順番を待っていました。
まず、廊下で待っている間に体温と血圧を測定されました。
あ、今さらなんですけど、受傷時からずっと、幼なじみの娘が付き添っていてくれていました。
もし横にいてくれなかったら、待ち時間の間、あまりにも暇すぎて帰っちゃってたかもしれません。
というか、そもそもその娘の縁の地を散策していた道中の出来事だったんだけど(苦笑
まぁとにかく、受付してから散々待たされました。
どうも、様子からすると交通事故があったようで、
その関係者らしき人たちが何人も出入りしているんです。
それがちょうどUの受付直前だったみたいで、タイミングがよくなかったようで。
中にはまだ3歳くらいの小さなかわいい女の子も額をぱっくり切って手当を受けていたり…。
傷が残らなきゃいいんだけどね。
そんな心配を幼なじみと話しながら、2時間くらい待ったかな。
やっと名前を呼ばれて、いざ診察室へ。
と思うも、痛みがさらに悪化して、必死な思いで入室。
医師「マムシですか?」
U「携帯で画像検索してみたところ、まず間違いありません」
医師「とにかく一度傷口を洗って毒を流しましょう」
ここからは悪夢です。
心臓の弱い方は読まないでください(笑
まず、足台の上に置かれた空豆型の銀色のトレーの中に左足を乗せました。
医師一人にかわいい女性看護士2名(A、B)がサポートしていました。
看護士Aが生理食塩水を持ってきました。
看護士Bが注射器を持ってきました。
医師は注射器の先にシリコン製の細い管を装着しています。
注射器の中には既に生理食塩水が注入されていました。
医師「では洗いましょう」
傷口は、マムシの歯形で2ヶ所穴が開いています。
おもむろに注射器の先を傷口に射し込み、生食をじょぼじょぼ流し込んでいきました。
悶絶。
看護士A「痛いですよねー(涙)、頑張ってください☆」
ちょーかわいい。。。
右の穴、左の穴、交互に生食を流し込み、洗浄していく。
1リッターくらい使って洗浄完了。
洗浄中、一方ではもう一人のかわいい看護士Bさんが、破傷風防止の筋肉注射を左肩にしてくれました。
看護士B「ちょっと痛いですけどガマンしてくださいネ☆」
……もうちょっとくらい痛い方がいいんですけど。。(萌
U「アルコールは控えた方がいいでしょうか?」
医師「しばらくやめた方がいいでしょう」
U「結果的にこうして治療していただくまでに受傷後4時間くらい経過してしまったんですが…」
医師「とりあえず傷口からの直接洗浄と、これからしていただく抗生物質の点滴で大丈夫でしょう」
U「内股のあたりが非常に痛むのですが」
医師「毒素がリンパ節を経由して回り始めているのでしょう」
U「だいじょうぶなんですか??!」
医師「蛇にしろ動物に噛まれて気をつけるべきは、まず細菌です。とにかく汚いですからね」
U「はぁ」
医師「毒に関しては、薬とご本人の体力でおおかたは対抗できます」
医師「タバコはお吸いになりますか?」
U「ほどほどに」
医師「タバコは腫れが引くまで控えてください」
ええ、、、こんなとき、タバコでも吸わなきゃやってられないんですけど……。
というか、待っている間に何本も吸ってるんですけど。。。
ただ、アルコールはこちらから聞かなきゃ言わなかったような雰囲気なのに、
タバコに関してはあえて釘を刺してきたことからすると、よっぽどタバコはやばいのか…??
まぁ、そんなこんなでよってたかってあちこちをいぢめられて、最後に抗生物質を点滴とのこと。
別室に移動し、ベッドに横になり、5歳以来の点滴を受けました。
もう、看護士さんがカワユイぃぃぃ〜☆
幼なじみの娘(この娘もかわいいんだけど人妻なのでw)も看護士さんに夢中(笑
30分くらいして点滴終了。
看護士さんが様子を見にくるまで幼なじみと話が盛り上がってて気づかなかったんだけどw
会計と薬の受け取りを済ませて帰路へ。
【まとめ】
巷では妊婦の受け入れ拒否等が散々問題になっていて、
酷いことと思いながらもやっぱりどこかで他人事だったのですが、
考えてみれば、妊婦ですら拒否される日本の救命医療に、
マムシ程度で頼ったUの方が悪かったのです。
悪かったのです?
悪いことあるか!
急患に対して仮にも救急担当医が「急に言われても診れない」とは、
いったいどういうつもりで患者に向き合っているのか。
モラルの質をいろいろな面から考えさせられた一日でした。
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昔の方は自分で手当てをしたぞ
最近の若い者は軟弱で困る
昔とは違い慣れてない人が多いんだから不安になるのは当たり前
わざわざ2ちゃんねるに晒すほどのことでもないと思うけど
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1232228049/460
どーでもいーけどテンプレートカスタマイズするならちゃんとやれ。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
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