えびの市発注の橋の公共工事をめぐり、えびの市長ら２人が競売入札妨害の疑いで、逮捕された事件で、警察は、２１日、市役所などを家宅捜索しました。逮捕・送検されたのは、えびの市の市長、宮崎道公容疑者、７３歳と、えびの市の造園土木会社社長、星指勝典容疑者、６５歳の２人です。警察によりますと、宮崎容疑者は、去年６月、えびの市発注の、橋の補修工事をめぐる指名競争入札で、星指容疑者に最低制限価格を事前に電話で伝えて工事を落札させた、競売入札妨害の疑いが持たれています。警察は、２１日、市役所や宮崎容疑者の自宅などを家宅捜索し、関係書類を押収するとともに、２人の身柄を宮崎地検に送りました。（えびの市・柳田和幸副市長）「市民の皆様に多大なご迷惑と心配をおかけし、心よりおわび申し上げます。」えびの市によりますと、去年、市が発注した、別の２件の指名競争入札についても、この業者が、最低制限価格に近い金額で落札していて、警察では余罪も追及する方針です。
小林市に住む、１歳の乳児３人を含むあわせて５人が、新たに新型インフルエンザに感染したことが分かりました。感染が確認されたのは、小林市に住む１歳児の男女３人と、その母親ら、あわせて５人です。小林市では、「認定こども園日章」の４３歳の女性職員と、子供を預けていた２５歳の男性が新型インフルエンザに感染していて、県で追跡調査を行ったところ、２１日、男性の妻や子どもなど、あわせて５人の感染が確認されたものです。５人は、自宅で療養していて、いずれも快方に向かっているということですが、感染した園児の通う認定こども園・日章と、東方保育園は休園が決まっています。
任期満了に伴う椎葉村長選挙は、２１日、投票が行われています。椎葉村長選挙に立候補しているのは、届け出順に、いずれも無所属で、新人の建設会社社長、鈴木克裕氏４９歳と、現職で、４期目を目指す椎葉晃充氏６３歳の２人です。２１日は、村内１１か所で投票が行われていて、有権者たちが、次々と一票を投じていました。今回は１２年ぶりの選挙戦で、投票は、午後６時で締め切られ、即日開票されます。
おととい１１３歳で亡くなった、男性長寿世界一、田鍋友時さんの告別式が、２１日、地元の都城市で行われ、約２００人が冥福を祈りました。１８９５年生まれの田鍋さんは、先月中旬から体調を崩し、おととい、慢性心不全のため亡くなりました。１００人近い子孫に恵まれた田鍋さん。遺族に見守られながら、長い生涯に幕を閉じました。
２０日夜、宮崎市新別府町の県道交差点で、普通乗用車同士が衝突し、宮崎市の看護師、喜多章子さん、４７歳が頭などを強く打ち、死亡しました。このほか、３人が骨を折るなどのけがをしていて、警察で、事故の原因をくわしく調べています。
任期満了に伴う椎葉村長選挙は、２１日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の椎葉晃充氏６３歳が、４度目の当選を果たしました。２１日は、村内１１か所で投票が行われたあと、午後７時半から開票作業が行われ、現職の椎葉氏が１４９２票を獲得して、新人の鈴木氏に、およそ５００票の差をつけ、当選しました。１２年ぶりの選挙戦となった今回の選挙、投票率は、８８．６６％と、前回の９３．６１％を下回りました。
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