15日、パリ南郊ランジス市場で、取引が始まったカンパチなどの魚を手にするシェフ市岡徹也さん(中央)(共同) 美食の都で本格和食材、初の取引 パリ・ランジス市場で【パリ15日共同】美食の都パリの食材調達を一手に引き受ける同市南郊のランジス市場で15日、大手業者による魚や野菜、調味料など本格和食材の取引が始まった。 日本食ブームのパリには約600店の和食店があるとされるが、食材の調達は中華街や日本からの直輸入が大半で、同市場での売買は初。欧州では入手困難な素材の調達が容易になるとシェフらの期待を集めている。 日本食材の販売を始めたのは大手食品会社ルドラス。ニュージーランド沖で捕った後、生け締めにしたカンパチ、ヒラマサ、マダイ、クエなどの魚を市場に搬入、高級しょうゆやみそなども併せて売り出した。 中部ブルゴーニュ地方のレストラン「MIYABI」のシェフ市岡徹也さんは「フランスで調達する魚は、魚種が限られ鮮度にも問題があった。これほど新鮮なのは初めて」と興奮気味。 ルドラス社によると、同社の顧客はフランス料理レストランを中心に約8千。シェフの間で日本の本格食材への関心が高まっており、十分な売り上げが見込めるという。 ランジス市場は広大な敷地に1213の食品業者がひしめき合い「パリの胃袋」とも呼ばれる。年間売り上げ76億ユーロ(約1兆250億円)は食材市場として世界最大。 【共同通信】 |
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