岡山放送局

2009年6月21日 19時47分更新

「トラちゃん田んぼ」で田植え


プロ野球・阪神タイガースのファンたちがチームの優勝を願って田んぼに虎の顔などが浮かび上がるように稲を植える恒例の田植えが岡山県美作市で行われました。

この田植えは美作市山城で農業を営む新田博美さんが阪神の優勝を願って仲間といっしょに毎年行っています。

「トラちゃん田んぼ」と呼ばれるおよそ45アールの田んぼにはことしも県内をはじめ大阪や兵庫などから熱心な阪神ファンおよそ350人が集まりました。
はじめに子どもたちが田んぼに向かってカラーボールを投げる始球式を行ったあと、参加者たちが稲の苗を植えていきました。
稲は、成長すると葉の色に違いが出るよう、赤米や黒米など6種類が使われ、ことしは球団のマークと虎の横顔、それに月に向かってほえる虎の姿が浮かび上がるデザインになっているということです。

新田さんは「ことしの阪神は、成績がふるいませんが、これから成績が上向くよう願って田植えをしました」と話していました。
この田んぼでは稲が順調に育てば、7月初めごろには虎の顔などのデザインが浮かび上がるということです。