1日5興行!大橋がロリー撃破!八重樫が日本獲得!

  • 2009/06/20(土)

 6月21日は、1日で各地5興行もあります!

愛知県産業貿易館
 ▼東洋太平洋Sバンタム級タイトルマッチ 12回戦
  同級12位・大橋弘政(HEIWA) 7回2分50秒KO 王者・ロリー松下(カシミ)
   ※ハナさん観戦記(下記)もよろしくです。

大阪・松下IMPホール(1部)
6・21大阪
 ▼日本ミニマム級王座決定戦 10回戦
  同級3位・八重樫東(大橋) 3−0 同級1位・堀川謙一(SFマキ)
   ※96−95、97−95、97−94
 現地記者報告では「序盤から両者積極的に前に出る展開で、八重樫のカウンターが徐々に目立ちはじめ、接近戦でもやや優勢。ただ堀川も最後まで食い下がって僅差に、とのこと。八重樫は東洋に続く王座獲得。
   ※BTNさん観戦記(下記)もよろしくです。 

大阪・松下IMPホール(2部)
 ▼10回戦
  日本バンタム級1位・池原信遂(大阪帝拳) × 丹羽賢史(グリーンツダ)

神奈川・茅ヶ崎市総合体育館
 ▼8回戦
  日本ミドル級1位・鈴木典史(ピストン堀口) × 岩尾剛(泉北)

沖縄テルヤダイヤモンドホール
 琉球ジム×タイ人 の6回戦2試合ほか

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 ハナさんより愛知観戦報告です!

大橋選手、大金星7回KOにてタイトル奪取です。

両者向かい合うとロリー選手が一回り大きい。けして小さくは無い大橋ですが細く見えます。
序盤1・2回、ロリーが自分の距離でパワフルなスイング。
クリーンヒットで大橋がよろける場面も有り。
3回から大橋、ロリーの懐に入り小さいパンチを重ねていきます。
ショートフックのヒットでロリー後退。大橋が手数でジリ貧から脱出。
4回も大橋が接近戦を挑む展開。ロリーのアッパーで顔が跳ね上げられるも耐える。
4回終了オープンスコア 2-0ロリー それぞれ僅差。
5回以降も大橋の頑張りが目立つ展開、地元の声援もそれを後押し。
ロリーのクリーンヒットもあるものの単発。
それぞれヒッティングでのカットあり。大橋の方は出血も多い。
何かのアクシデントかロリーも足を引きずる場面有り。
7回、大橋のショートパンチ連打が続く。スタミナ配分は考えていないかのよう。
明らかにロリーの動きが衰える。そして連打の中ボディで嫌倒れのようにロリー座りこむ。
そのまま立ち上がれずカウントアウト。大橋大金星、場内大歓声!

明らかな実力者を逆転KOで破り、大橋選手大いに名を上げることになるかと思います。ナチュラルに大場とタイプミスされて、中部ボクシングファンとしては忸怩たる思いでしたので。その大場選手も観戦。挨拶してサインをお願いすると快く引き受けてくれました。謙虚なキャラクターのいい人でした。
もう一人の中部期待の選手バンタム2位児玉選手は持ち味出せぬまま6回?負傷判定勝ち。
-------------------------------------ありがとうございました。(タイプミス大変失礼しました。)
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 btnさんより愛知観戦報告です!

いやあ白熱したいい試合でした。飽くまで主観なのですが、中盤までは一進一退。中盤以降に八重樫が若干抜け出した感がありました。それでも試合終了まで目が離せない展開でした。キャリアは堀川の方が上でしたが、八重樫の地力が上回った感じで、パンチの的確さに分がありました。堀川は地元関西ということでラウンド終了後には毎回ガッツポーズをし、アピールしてたんですがね、、、惜しかった。
終わった瞬間は微差で八重樫かな、と思いましたが、案の上そうでした。
京都から日本チャンピオンになった園寿和さんが見守る中、19年ぶりの京都からの日本王座獲得ならずでした。
しかし終了後、会場から八重樫を讃える大阪のファンがいたり、八重樫もそれに応えたりと、清々しく気持ちがよかったです。行ってよかった。両陣営に拍手を送りたいです。あと生の大橋会長と松本こうじトレーナーを見れて嬉しかったです。ミーハーですまそ。ww
-------------------------------------ありがとうございました。

 愛知ではロリー(26勝(14KO)7敗1分)の初防衛戦。東洋バンタム級4度防衛して挑んだ昨年パナマでの世界戦はWBA王者・アンセルモ・モレノに判定負け。再起戦で東洋2階級制覇して、今回は日本4位の大橋(19勝(13KO)8敗3分)と。00年デビューでキャリアもありながら、まだ多くに知られてない存在の大橋は、7連続KO勝利中の実績で王座初挑戦です。

 大阪では、前王者は防衛戦を行なわず引退、その対戦相手は死亡した悲劇により空位となったミニマム級が争われます。故・辻昌建さんに最強後楽園で敗れた堀川(17勝(4KO)6敗1分)と八重樫(10勝(7KO)2敗)の組み合わせです。辻戦まで9連勝を誇った堀川は王座初挑戦、辻戦から3勝を上げて再浮上の八重樫は元東洋王者で、わずか7戦目でイーグルに世界挑戦した選手です。トップ2名が去った中ですが、決定戦にふさわしい強力なカードです。2部ではシドレンコへの世界挑戦失敗、さらに三谷將之に負けて前回ガーオナー相手に再起勝利した池原(28勝(19KO)3敗)が登場します。

 茅ヶ崎は、日本挑戦敗退から3KO連勝で再浮上する鈴木(14勝(12KO)2敗1分)が、9勝(3KO)3敗2分の岩尾と。

 各地で観戦の方に報告を頂けたら嬉しいんですけどね〜。(ハイセー)

この記事に対するコメント

大場?
投稿者: 匿名 2009/06/18[編集]

    八重樫 3−0 堀川
    大橋 7RKO ロリー

    投稿者: 匿名 2009/06/21[編集]

    愛知産業貿易館 OPBFスーパーバンタム級タイトルマッチ観戦してきました。
    大橋選手、大金星7回KOにてタイトル奪取です。

    両者向かい合うとロリー選手が一回り大きい。けして小さくは無い大橋ですが細く見えます。
    序盤1・2回、ロリーが自分の距離でパワフルなスイング。
    クリーンヒットで大橋がよろける場面も有り。
    3回から大橋、ロリーの懐に入り小さいパンチを重ねていきます。
    ショートフックのヒットでロリー後退。大橋が手数でジリ貧から脱出。
    4回も大橋が接近戦を挑む展開。ロリーのアッパーで顔が跳ね上げられるも耐える。
    4回終了オープンスコア 2-0ロリー それぞれ僅差。
    5回以降も大橋の頑張りが目立つ展開、地元の声援もそれを後押し。
    ロリーのクリーンヒットもあるものの単発。
    それぞれヒッティングでのカットあり。大橋の方は出血も多い。
    何かのアクシデントかロリーも足を引きずる場面有り。

    7回、大橋のショートパンチ連打が続く。スタミナ配分は考えていないかのよう。
    明らかにロリーの動きが衰える。そして連打の中ボディで嫌倒れのようにロリー座りこむ。
    そのまま立ち上がれずカウントアウト。大橋大金星、場内大歓声!

    明らかな実力者を逆転KOで破り、大橋選手大いに名を上げることになるかと思います。
    ナチュラルに大場とタイプミスされて、中部ボクシングファンとしては忸怩たる思いでしたので。

    その大場選手も観戦。
    挨拶してサインをお願いすると快く引き受けてくれました。
    謙虚なキャラクターのいい人でした。

    もう一人の中部期待の選手バンタム2位児玉選手は持ち味出せぬまま6回?負傷判定勝ち。
    投稿者: ハナ 2009/06/21[編集]

    日本ミニマム級王座決定戦 10回戦 同級3位・八重樫東(大橋) 3−0 同級1位・堀川謙一(SFマキ) 

    観戦してきました。btnことブータンです。
    いやあ白熱したいい試合でした。飽くまで主観なのですが、中盤までは一進一退。中盤以降に八重樫が若干抜け出した感がありました。
    それでも試合終了まで目が離せない展開でした。

    キャリアは堀川の方が上でしたが、八重樫の地力が上回った感じで、パンチの的確さに分がありました。
    堀川は地元関西ということでラウンド終了後には毎回ガッツポーズをし、アピールしてたんですがね、、、惜しかった。

    終わった瞬間は微差で八重樫かな、と思いましたが、案の上そうでした。
    京都から日本チャンピオンになった園寿和さんが見守る中、19年ぶりの京都からの日本王座獲得ならずでした。
    しかし終了後、会場から八重樫を讃える大阪のファンがいたり、八重樫もそれに応えたりと、清々しく気持ちがよかったです。行ってよかった。
    両陣営に拍手を送りたいです。

    あと生の大橋会長と松本こうじトレーナーを見れて嬉しかったです。
    ミーハーですまそ。ww
    投稿者: Btn 2009/06/21[編集]

    ロリーは不調だったのでしょうか?
    足を引きずるとか、ボディで嫌倒れとか、
    ちょっと気になりますね。
    投稿者: 匿名 2009/06/21[編集]

    大橋選手、おめでとう!

    正直なところ、大橋選手のことは全く知りませんでした。
    ロリーは相当な実力者ですので、本当に大金星です。
    敗戦は多いようですが、楽しみな逸材がまた一人、
    Sバンタムに登場しましたね。日本のこの階級はレベルが高い!
    投稿者: 猛省 2009/06/21[編集]

    1・2回の段階ではロリー絶好調に見えました。
    正直、早いラウンドで大橋は倒されちゃうんじゃないかと思いました。

    3回以降、接近戦を挑む選択とそれを成し遂げた大橋選手のハート・スタミナを讃えるべきかと。
    いかにも豊富な練習量が窺えました。

    大橋選手よりの主観ですが…
    投稿者: ハナ 2009/06/21[編集]

    えーロリー負けたんですか?!実は今名古屋にいましたがまたも仕事終わらずでした。見たかったなあああ。凄いシンデレラボーイですな。ロリーはフロックで勝てる相手じゃないですよ。これで大橋世界ランカーですか。
    投稿者: 亀田家は割腹死(旧徳山と長谷川が好きです) 2009/06/21[編集]

    私も大橋君とやらに謝らなければなりませんね。「大場」のタイプミスには記事アップ直後に気付いたものの「いちいちミスを知らせるのも恩着せがましいからいいや。大橋ってのも知らないし」という感じで。
    知らないなら実力と結果で思い知らせる!というのがボクサーの王道。まこと天晴れです。
    投稿者: ウチの猫の名は穂積 2009/06/21[編集]

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